情報リテラシ向上プログラム

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2001/4

経営者/従業員の情報リテラシ向上プログラム作成

　サブタイトルとして「インターネットセキュリティ」「商用サイトの効果的運営」「その他」とさせていただきます。
　これは、（a）クウォータ単位での研究を実現させるための方策であるとともに（b）遠慮がちに初級者を名乗られる方も初年度は「正会員」として活動できるよう取り組みやすい領域にしたものです。

　新聞雑誌などではネット人口の急増など伝えられていますが個人的なものでビジネスの現場ではまだまだ、ＩＴ活用意識や導入の重要性の低さも感じられます。目に見えるハードウェアには金を出すが、ソフトの更新やセキュリティには消極的な経営者、毎日の几帳面な入力や、情報共有が組織力の強化に寄与するコラボレーションを理解しない従業員、それを説得できない経営者。このような企業人向けの啓発プログラムを具体例と影響度を加味しながら作りたいと思います。

　　私は、インターネット領域をメインに考えていますが、一緒に研究していただける方、またはその他の領域を担当していただける方を募集いたします。

テーマリーダ：並木

メンバ：森川、池田、大川、原、坪田

準メンバ：大坪、中田、(野村)(以上、敬称略)

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中間報告（6/30)

　各メンバーが取りまとめた概要について記述しています。最終報告時には変更がある可能性があります。

〔0〕ＩＴ経営の重要性について
（1）ＩＴとは/ＩＴの位置付け

【池田】

ＩＴ革命を歴史的背景から論じている（農業=>工業=>情報）
個人のＥＮＰＯＷＥＲＭEＮＴ革命
顧客との直接取引き
情報入手/情報発信の容易化
データ活用/事務の効率化

【大川】

情報を提供/獲得/共有/格納/検索・識別/加工/分析する技術
本質は「顧客価値の創造」

（2）ＩＴはなぜ経営に必要なのか

【池田】

国際化（ＩＳＯ/ＰＬ/会計基準/Ｍ＆Ａ）
俊敏性/方向性/戦略性
経営環境の質的変化
公的支援の活用

【大川】

ＩＴ経営の５つのポイント；経営効率化/高付加価値化、「データ」「ナレッジ」「ノウハウ」、ＩＴ経営≠情ＳＹＳ導入
顧客中心の経営
新しい経営/ビジネスチャンスへの挑戦を後押しするツール
新たなる競争に直面するインパクト
インターネットコミュニケーション(取引先/消費者)
企業内ネットワーク（社内情報の有効活用/モバイル機器の活用）
事務の効率化/データ経営
ＣＡＤ/ＣＡＭによる設計生産工程管理への寄与(製造)
ＰＯＳの効用(小売)

【原】

情報共有の有効性(社内・組織FLAT/社外BtoB)
業務効率向上（システムとITの違い）
システム：定型手順のコンピュータ化
ＩＴ：創造的活動支援（ASP/SCM/BTO/ABM/最適調達）
戦略面（データ活用）
意思決定ツールキャッシュフロー/POS
戦略実施ツール管理のための情報化
マーケッティング（データマイニング）

〔1〕インターネットのインパクト

【坪田】

従来型ＳＹＳとの相違比較；閉鎖型=>開放型、皆がユーザーでありサプライヤーである。
資本力ではなくアイデア（ビジネスモデル）
インターネットの爆発的普及（3000万人突破）；パソコンの価格/性能、企業や家庭の標準装備
インターネット活用が企業の生死を分ける
中小企業診断士はどう経営に活用できるかの能力が生死を分ける

【森川】

Windowsの登場-PC価格下落-CAD/CAM-町工場のデジタル化-時間距離の克服
BtoB　　ポータルへの参加　　新規顧客の獲得=>安定経営基盤
大手メーカーの開発部門の位置付け
ホームページの作りかたの重要性（見られるページコンテンツ/検索エンジン）
- 情報更新の恒常性
- 必要な情報への誘導
- 面白く楽しい
- 積極的な情報公開
- クオリティの高さ
- 熱意のあるウェブマスター

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