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第3回 2000年1月22日 酒類業界構造変化と店頭マーケティングの重要性 講師:Mr.K殿
まず、某業界小売り業態の構造変化について、豊富な分析資料をもとに某業界の現状をわかりやすく説明して頂きました。スーパーの価格破壊を契機として、規制緩和の推進とともに スーパー、CVSの伸び(店数・売上)が高まっていることが大きなトレンドです。

店頭マーケティングについては、ISMの理論やマーケティングデータが実際の売り場にどう反映されているかをメーカー 側の視点で説明を頂きました。

■メーカーのプラノグラム提案は、他社商品も対象であり、お店側への提案合戦になっていること
■ある製品群は定番・特売比率で見ると、8割が定番で売れていること
■陳列方法によって売上高が異なること
■マーケティング調査からターゲットと商品、棚割、プロモーションを連動させていること

等とても興味深く示唆に富む内容でした。

最後に、店頭マーケティングの具体的事例として、売り場やレイアウトに関するお店側とメーカーの共同取組みについて説明を頂きました。企業秘密の部類に入るようなお話でしたが売り場にまで介入してメーカー側が売るための工夫・努力をなされていることに改めて感服した次第です。

総じて、2時間半にわたる長時間の中、充実した盛りだくさんの内容と最後まで興味を引きつけて離さない軽快な話術でとてもすばらしい講演(プレゼンテーション)でした。

● 先輩診断士S殿
具体的なデータを基にご説明頂き、大変参考になりました。
● 先輩診断士M殿
どうもありがとうございました。普段見ることのできない具体的な資料をたくさん見せて頂き、中身の濃い勉強の時間になったように思います、説明もとてもわかりやすかったのですが、ちょっと早口で聞き取りにくい点があったのが少し残念です。Kさんが真剣に仕事に取り組んでおられる姿勢、熱意がすごく伝わってきました。土曜日の午前という時間にこうして相互に向上しようという場を創っているという、そのこと自体も新鮮で気持ちよく感じました。
● 会員S
私は工業系で勤務も技術開発本部なので、今回の「店頭マーケティング」のお話は新鮮でおもしろかった。
● 会員N
日常的に理論と実践というのを体験させて頂いて非常に新鮮で充実した時間でした。マーケティングっておもしろいですね!!創造的な仕事をしてるって感じでうらやましいですね〜。コンフィデンシャルな内容まで実務的に教えて頂いてほんとうにありがとうございました。またもっとお聞きできたらいいのに!!と思います。すごくおもしろかったです。
● 会員O
自分自身、診断士特有の知識が日々忘却の彼方へ置き去られる中、改めてKさんの講義を受けて自分が診断士であることを自覚した次第です。大手メーカーが持つ豊富なデータ、分析に机上の理論だけではない実務の裏付けがいかに大切かを再認識しました。様々な社内データを開示して頂き、とても説得力のあるご講演だったと思います。また、プレゼンテーションとしてもとても参考になりました。
●会員K
鉱工業登録ですが、非常に親しみやすくおもしろかったです。特に内容が社内のもので、実際的でよかったです。普段見れない資料が大変参考になった。
●会員T
社内資料と実際に行ったマーケティング調査のデータと具体的な結果、そこからプレゼンテーションへの加工、・提案までのストーリーが大変勉強になると思いました。消費者を分析する実力が高いメーカーの実際の姿を見ることができ、参考になりました。
● 佐川博樹
酒類業界特有の状況を含めながら、ISM等のマーケティング手法が一般的に理解できるまでの内容になっていたと思います。具体例が多く、わかりやすい内容で非常に濃い内容でした。情報(生産)部門の私には、非常に新しい感覚を得られ、強い刺激になりました。
● 福田利夫
Presentationとしてよくまとまっていらっしゃって、興味深いお話をどうもありがとうござい、ました。
● 片岡由美
本日はありがとうございました。濃密な内容で、企業のノウハウを開示して頂いて感謝しています。メーカーの方が小売業にどのようなリテール・サポートをしているのかがよくわかりました。そして、やはり酒の業界は遅れているところがあるということも実感できました。S先生の米国酒類・流通業研修でナパ・バレーのワインセラー等をたくさん訪問したので、趣味も含め、とても楽しく参考になる講演でした。米国のSMを見ると、日本でもこれからもっとワインがたくさん飲まれるようになると思うのですが、いかがでしょうか?