母・春美について


昨年より病気療養しておりました住職の母春美ですが、令和6年2月14日永眠いたしました。

母は昨年1月に入院し、点滴が必要不可欠となりました。昨年夏ごろもしかしたら点滴を外すことができて退院できるかもしれないという時期もあったんですが結局点滴は外せずずっと入院したままでした。
2月初旬、私は直前にカンボジアのアンコール・ワットをお参りしていたのですが、私がアンコール・ワットから帰ってきた後に病院から連絡がありもう点滴ができない、あとは細くなった食事で栄養を賄うので徐々に衰えていくと伝えられました。
13日に母の見舞いに行きアンコール・ワットの朝日の写真を見せましたところ、弱ってはおりましたが微笑んでくれました。よかったねと言ってくれました。
ああ、母はこのまま弱っていって徐々に衰弱しいつかは旅立つのだろう、いつかこのことを皆様にお伝えしなければならないとは思ったものの、それがひと月先かふた月先かもわからずいつお伝えしようかと思っていた矢先でした。

14日になって容体が急変し午後1時7分母は息を引き取りました。

組寺の芦屋観音寺閑栖和尚に導師をお願いし、組寺の和尚様方・教区の和尚様方・仏教会の和尚様方と、総代世話人・婦人会・親族その他身内の方々と15日に通夜・16日に葬儀をいたしました。戒名は「大雲院慈晃妙春大姉」です。
通夜葬儀は、本人の孫である住職の息子が僧堂の二夜三日とちょうど重なり、帰山して一緒に弔うことができました。

通夜・葬儀はライブ配信を行いました。
通夜葬儀から見ることができます。

檀信徒の皆様には、連絡が行き届かず大変申し訳ございませんでした。葬儀に参加できなかった方々のためにお別れの会を3月17日土曜日の彼岸入り法要に引き続き行います。どうぞ母をお参りしてください。また、春彼岸中はいつでもご焼香できるようにいたします。

母生前中には皆様方に大変お世話になりました。本人に成り代わり厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。残された遺族・寺族にも今までと変わらぬご厚情をお願い申し上げます。


追記:お別れの会・お彼岸にお参りありがとうございました。3月末に満中陰(四十九日)を済ませましたが、お骨は献体から戻ってきてから納骨いたします。
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