【マウスの取り扱い】

更新日 1997年5月18日


マウスの基本操作は3つしかありません。(インテリマウスを除く)

  1. クリックまたはシングルクリック
    マウスが動かないようにしっかりと固定してボタンを1回押します。
    左ボタンクリックと右ボタンクリックがあり、両方同時に押すことはありません。
    左ボタンのクリックが一般的です。
     
  2. ダブルクリック
    マウスが動かないようにしっかりと固定してボタンを素早く2回押します。
    左ボタンのダブルクリックが一般的で、通常右ボタンではやりません。
     
  3. ドラッグ
    ボタンを押したままマウスを移動し、どこかでボタンを放します。
    ドラッグしたら必ずどこかでそのボタンを放すことになりますが、放すまでの一連の操作を詳しく表現して、ドラッグ&ドロップと呼ぶこともあります。左ボタンでの操作が一般的で、通常右ボタンではやりません。

通常はやらない「右ボタンのダブルクリック」も「右ボタンのドラッグ」も、プログラムによっては機能するように設計されている場合がありますが、そんなあまり一般的でない操作をマスターする必要はありません。そのような機能には、必ず別の手段が必ず用意されているはずです。
 

マウスは右手で持っても左手で持っても構いませんが、一般的には右手で持って操作することを前提としています。もし右手が不自由な方は、「コントロールパネル」の「マウス」で、左利き用に変更して下さい。マウスを持つ場合の注意事項としては、コードの出ている方をなるべく垂直に、モニター方向に向けることです。またボタンを押した場合に、マウスがぐらつかない持ち方を早く見つけ出して下さい。こつは、手首をマウスパッドに付け(置いて)て、指先を軽くマウスにかぶせるように持つと疲れません。

ボタン操作は、指に力を入れるほど疲れますから、極力ボタンを押す指に力を入れないことが大切です。指に力を入れるか入れないかで疲労度が違うなんて、そんな馬鹿なと思われるかも知れませんが、長時間の利用では明らかに違ってきます。何だか妙に腕がだるいとか、腕が痛いことがあれば、それはマウス操作が悪いからです。また、力の入れ過ぎはマウスのぐらつきにもつながり、ボタンを押した瞬間にドラッグとして機能してしまうことがあります。

お薦めのマウスは、断然マイクロソフト社純正のマウスです。非常にボタン操作が軽く、そのストロークが短いので、ボタンを押す指にまるで力を入れる必要がありません。これを使ったらもう他のマウスは使う気になりませんね。NECのマウスもまんざら捨てたものではありません、なかなかいいマウスです。富士通のマウスはいただけませんね。マイクロソフト社からインテリマウスが発売されましたが、まだまだその機能を活かせるソフトは限られています。
 

マウス操作に合わせて画面上を移動する矢印を、マウスポインタとかマウスカーソルと呼びます。状況によって色々な形に変化しますね。例えば、少し待たされるような場面では砂時計に変わったりします。標準のマウスポインタ以外のパターンも用意されているので、たまには変えてみると違った雰囲気を味わえます。コントロールパネルの「マウス」で変更できます。

マウスのプロパティー