Download 【ファイルのダウンロードってどうするの】

更新日 1997年8月4日


コンピュータのソフトの多くは常に改良されていますが、パソコン通信でもインターネットでも簡単に入手することができます。時間をかけて、また通信費をかけて入手するのが面倒な場合は、雑誌に付録のCD−ROMから入手することもできますが、ここではインターネットで入手する方法を説明します。

まず、具体的にどこにそのようなホームページが存在するのか、実際に見てみましょう。例として、マイクロソフト社のダウンロード専用ホームページへジャンプしてみましょう。

Download マイクロソフト社 無償ダウンロードのページ

この中に自分が欲しいファイルがあれば、実際にダウンロード(ファイルを自分のコンピュータに取り込むこと)してみるのもいいですね。但し、非常に大きなファイルを選択した場合は、時間がかかり通信費がかかることを覚悟して下さい。また、時間帯によって効率(所要時間)がまるで違うので、これもよく考えて実施する必要があります。例えば、夜間は日本中のインターネット全体が混雑していて、非常に効率が落ちます。昼間だと比較的効率がいいのですが、テレホーダイが使えず通信費がかさみます。
 

実際にダウンロードする前に、自分のコンピュータにファイルを取り込んだ時、そのファイルをどこに保存するのか決めておく必要があります。そのためには、まずダウンロード専用のフォルダを作成しておくのが賢明です。フォルダはエクスプローラで作成できますが、忘れてしまった場合は、【ファイルやフォルダは編集できる】を参照して下さい。

<例> C:¥Download などのフォルダを作成して下さい。 
    さらに例えばインターネット・エクスプローラ3.02用なら、
    C¥Download¥IE302 などとしておくと、後々分かり易いでしょう。
 

さあ準備OKです。早速ダウンロードを体験してみましょう。これからダウンロードするファイルは、インターネットエクスプローラ3.02最新版で、Windows 95 専用です。10メガバイト以上もあるので、途中で中止しても構いません。続けることも中止することも自由にできますから安心して下さい。ブラウザには、Internet Explorer 3.02 を使ってみました。まず、次のページへジャンプして進んで下さい。

Download Microsoft Internet Explorer Downloads

もしジャンプできない場合は混雑が予想されますから、時間をおいて再度ジャンプしてみて下さいね。ファイルが収録されているサーバーは、世界中の色々な国に用意されているので、どこでもいいですから jamsie302m95.exe をクリックして下さい。

  1. 最初にファイル情報の取得が開始されたメッセージが表示されます。
    Download-1
     
  2. ダウンロードファイルの処理方法確認のダイアログボックスが表示されたら、「ディスクに保存を(S)」を選択してから[OK]ボタンを押して下さい。
    Download-2
     
  3. 予め用意しておいたフォルダに移動し、[保存(S)]ボタンを押して下さい。
    Download-3
     
  4. ダウンロードの進捗状況が表示されるので、しばらく待つだけで完了ですが、途中で中止したい場合は、[キャンセル]ボタンを押して下さい。
    Download-4
     

ファイルをダウンロードする場合は、くれぐれも信頼性が高いと思われるサイトでのみ実施して下さい。不用意にダウンロードして実行すると、コンピュータ・ウィルスが侵入する可能性があります。ウィルス検出・駆除ソフトを所有していても、それが最新のウィルスに対応していなければ危険です。ウィルスに感染したソフトを提供していないかどうかは、なかなか判断できませんが、目安としては、そのホームページを提供している会社、個人の連絡先が明確かどうかで、住所、電話番号、FAX番号がきちんと公開されているかどうかです。もし、ウィルスに感染したソフトを提供していた場合に、きちんとした対応を求めることができます。
 

同時に複数のファイルをダウンロードすることができます。また、ダウンロード中に別のページに移動するのも構いません。例えば同時に3つファイルをダウンロードしても、効率が三分の一に落ちる訳ではありません。3つのファイルをそれぞれ単独でダウンロードしたら、10分、15分、20分かかるのだとしたら、合計45分かかりますが、3つ同時にダウンロードすると、効率が低下する分だけ遅くはなりますが、せいぜい25分から30分でダウンロードできます。15分も節約できことになりますね。

また、ダウンロードの転送速度は常に同じではなく、いつも変化しています。遅くなったり速くなったり、時にはぱったりと止まったりもします。様子を見ながら効率を考えて、なるべく効率の良い時間帯を見計らってダウンロードして下さい。
 

ブラウザに Netscape Navigator をご利用の場合、ダウンロードするファイルが保管されているサーバーによって、次のようなダイアログボックスが表示される場合と、そうでない場合があります。
Download-5

ここでは、[ファイルに保存(S)...]ボタンを押して下さい。その後はインターネット・エクスプローラの場合と同じで、次のようなダイアログボックスが表示されます。
Download-3

[保存(S)]ボタンを押せば、指定されたフォルダへファイルのダウンロードが開始され、次のような進捗状況を示すダイアログボックスが表示されます。
Download-6

インターネット・エクスプローラのように、複数のサーバーの任意のサーバーからダウンロードできる場合は、どこからダウンロードしようかと迷うものですが、取り敢えずどこでもいいからダウンロードを開始してみます。少し様子を見ていると、1秒当たりの受信バイト数が刻々と変化して表示されますから、遅いと感じたらキャンセルして、別のサーバーでトライしてみて下さい。最も効率のいいサーバーが見つかったら、そこからダウロードしましょう。

この効率は、自分が加入しているプロバイダーの能力に大きく影響されますし、ダウンロードする時間帯やサーバー側の能力にも影響されますが、28.8Kbpsで接続中なら3〜4KB/sec以上、64Kbpsで接続中なら6〜7KB/Sec以上の効率が得られれば、概ね良好と考えられます。上に示したダイアログボックスはISDN:64Kbpsで、5月3日の15時頃、NTTのOCNダイアルアップから接続してダウンロードした時の状況です。サーバーによってはもっと効率の良い場所があるかも知れません。