＜ポイント＞
栃木・福島の県境に位置する那須岳は三本槍岳（1917ｍ）を主峰とする那須火山群の
総称で、中央には噴煙を上げる茶臼岳が大きくそびえたっております。
那須岳山麓駐車場からロープウェイを使い、一気に茶臼岳へと向かい、朝日岳、三本
槍岳を目指すルートを紹介いたします。
那須岳山麓駐車場は道路沿いに三箇所の駐車場がありますが、夏の連休と紅葉の
時期は特に混雑が見込まれますので、早い時間に駐車されえることをお勧めします。
ロープウェイに一番近い那須岳山麓駐車場を利用し、ロープウェイに乗ります。
山頂駅に降り立てば、そこは茶臼岳の９合目になりますので、頂上へは直ぐ。
整備された遊歩道を登り、広々としたザレ場を登り、のんびり歩くと岩がゴロゴロ出来
て、少し登りが急になったなと思うと火口の東側につきますので、火口を左手に見て
進むと頂上です。
意外と近くて、あっという間に茶臼岳1915ｍに着き、天気がよければ尾瀬、日光連山
の景色も見ることが出来ます。
山頂からはそのまま火口の廻って下って行き、峰ノ茶屋避難小屋へ向かう。
朝日岳との鞍部にある峰ノ茶屋避難小屋は綺麗ですが、ここは強風が吹く場所として
も知られており、特に朝・夕は激しく、天候の悪化時にはここを利用することになります。
避難小屋から北に剣が峰へと向かい、細い登山道と鎖場を通過します。
岩稜を登ると東に派生した朝日岳の分岐に着きますので、朝日岳への往復をします。
朝日岳は山頂付近まで植生があり、秋には麓から山頂にかけての紅葉が素晴らしい
山で、被写体として人気で、山容からニセ穂高の名もあるアルペン的な山です。
元の道に戻り、北に三本槍岳に向かい、三斗小屋の分岐を過ぎて一つピークを越える
と開けたハイマツの群生のある清水平に。
木道の敷かれた清水平を過ぎ中の大倉尾根の分岐を経て三本槍岳の頂上に。
三本槍岳の由来はその昔、山頂に会津藩・白河藩・黒羽藩の境界を示す為に各藩が
槍を刺したことに由来し、一般の山容の鋭さによる槍で無く山頂はなだらかな山容です。
三本槍岳から登ってきた道を峰ノ茶屋避難小屋へ戻り、今度は茶臼岳の西側を巻きな
がら下って行きます。茶臼岳の西中腹は噴煙をゴーゴーと上げる無間地獄の脇を進み
ますが、登山道の直ぐ上ですので、さっさと通過してしまいましょう。
牛ヶ首の分岐を東に緩やかに下れば山頂駅に到着です。
サブコース：ロープウェイ駅の先にある峠の茶屋駐車場から峰ノ茶屋へ登るコースもあります。
>秀山研>山データ>お問い合わせ先
↓那須町役場観光商工課 tel0287-72-6918
http://www.town.nasu.tochigi.jp/
↓那須観光協会 tel0287-76-2619
http://www.nasukogen.org/
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＠ひとっ風呂 那須温泉 元湯鹿の湯
観光スポットの殺生石の傍にある元湯鹿の湯。
ここは那須温泉発祥の地で、開湯1300年以上の歴史を持ち、昔ながらの湯治場の
雰囲気を持つ良い温泉場で、木造のつくりも良い。
湯船は混浴側では４つ、女湯では２つに仕切られていて、４１度、４２度、４４度、４６
度とそれぞれ異なっているようです。
石鹸・シャンプーは使用禁止ですのでご注意ください。
＜場所＞栃木県那須郡那須町湯本５１
＜電話＞0287-76-3098
＜泉質＞含硫化水素酸性明礬泉
＜営業時間＞8：00-17：00 （無休）
＜料金＞入浴料：大人400円
*山の状況は変わっておりますので、表示ルート・内容が異なる場合もございます。
地域の山小屋、観光課などにお問合せの上、自己責任において登山を行なって下さい。 |
