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■ワンポイント<魔法びん・サーモス・テルモス>
<魔法びん> 1978年には軽くて割れないステンレス製の魔法びんが製品化され、のちにチタン製魔法びんが製品化さえました。では魔法びんがなぜ熱を逃しにくいのでしょうか?熱の伝わり方は金属あ水・空気などの物質、気体などを通して温度の高い方から低い方へ移る性質を持っています。魔法びんはステンレスやチタンの2重構造になっていて、外びんと内びんの間を真空状態にしています。真空状態には水も空気も無いため、熱を伝えないので、温度をキープすることができます。では、温度低下が絶対に起こらないのでは?と言う質問がありますが、軽量・コンパクト化するために外びんと内びんの隙間が薄くなってきている点と、キャップや中栓部分にポリプロピレンなどの使用により、そこから熱が逃げていきます。サーモス・チタンボトル480mlで230gの軽量モデル。品質表示には沸騰したお湯を入れて65度以上(10時間)、73度以上(6時間)となってます。ただし、これは常温での測定ですので、冬山へ持って行った場合はその限りではありません。当然、冷めてしまうのが早くのるので、魔法びんでも保温用のケースなどで包んで頂いた方が冷めにくくなります。 トラブルで多いのは、やはり蓋の部分から漏れてくる事です。 スクリュー式キャップでも漏れがあるようですが、中栓の中に飲み物が残った状態で栓をしてしまうので、漏れてしまうという原因になります。対処方は本体を真っ直ぐに立てて2−3秒して栓をする。お茶の葉や、味噌汁などを入れてしまうと中栓の詰まりの原因になります。いろいろな状況が考えられますが、もし、漏れがひどい場合は中栓の劣化や不良も考えられますので、購入したお店に相談することをお勧めします。 サーモスのページ:サーモスのラインナップや仕組み、歴史が書かれています。
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