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■ワンポイント<ビバークツェルト等)>

ツェルト
登山用品の1つとして、簡易テントとしてのツェルトがあります。積極的に宿泊しようと思う場合は、テントのほうが断然居住性が高いのですが、緊急時のお守り代わりとして、1パーティーに1つは必ず用意しておきたいものです。
疲労凍死の場合、多くはぎりぎりの状況になるまで頑張ってしまうことがその原因と思われます。お腹が空いたと思ったら遠慮せずに腹を満たし、喉が乾いたなと思ったら水分を補給してください。ちょっと寒いなと思ったら、ザックからツェルトを出し、皆で車座になり、すっぽりと被って休憩しましょう。薄っぺらな布一枚なのに、風を避けることで、思いのほか暖かい空間が得られることでしょう。そこでゆっくりと体力を回復し、次の行動を考えれば遭難することから免れることができるはずです。
秋口は街中は暖かくても、山間部でミゾレが降ることもあり、日の暮れるのも早いので事故が起こりやすいので、特に携帯して頂きたいものです。

ツェルト画像種類も1人用か2−3人用が殆どで、形も一般的なものは三角のテント型です。
別売でツェルト用ポールと細引きがあれば簡易テントとしても使用可能です。
収納サイズは片手に載るほど小さく、中にはタバコケース大で300gを切る物もありますが、単独行が少なければ2−3人用が使い易いです。

ビバーク
万が一、日が暮れて下山できない場合はビバークする事になります。
日帰りだからヘッドランプは要らない、ツェルトなんて凄い事はしない・・・などの声を聞くことがあります。
確かに2〜3時間程度の日帰りハイキングなどでは必要ないかもしれませんが、山行が長い場合や、エスケープルートが少ない場合などはビバークの可能性も考え装備を用意しましょう。

ビバークの可能性:ケガをして移動困難、天候不良により移動困難、数時間内に安全な施設などへの避難が出来ない場合です。

ビバークするには:ビバークをする場所の確保。岩陰などの風当たりが無い場所落石の心配が無い。横になれるほどのスペースがあり、なるべく平らな場所河原は増水時危険な為避けましょう。場所を確保したらテントやツェルトがあれば準備をします。もし無ければ衣類を着込み保温に気をつけましょう。
サバイバルシートなどの簡易シートが¥1000弱からありますのでザックの中に用意しておくと役に立ちます。食料の余裕があれば適量を摂取しましょう。コンロなどあればお茶など沸かし体の中から温めめしょう。食事をすると落ち着きます。ただし、食料はなるべく温存しておかないと、明日は下山できる!と思っても、またビバークになってしまって対応出来ません。後は横になり、むやみに体力の消耗を抑えましょう。

ビバーク後:下山ですが、時間切れなどでビバークした場合は自力下山できますが、ケガや道迷いの場合は下山出来ない場合があります。その場合は救助を待ちます。携帯電話やトランシーバーなどの通信手段があれば救助を要請しますが、発見されやすいように開けた場所が好ましい。だたし、救助を依頼する前に自力下山するように考えましょう。救助を要請する場合は、救助隊員や、救助依頼を受ける山岳会の方にも危険が伴います。登山には危険が伴います
ただし、その危険も自己の意識、装備、技術で解決できることが多く、他人任せの登山はやめましょう。

 


 

 


 

 

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