うぐいす荘の外観

 うぐいす荘(名前の由来は鶯谷徒然バックナンバーの第1回参照)は、1997年8月に完成した。長野県木曽郡木曽町開田高原西野の開田高原休養地内にある。標高約1300メートル、すぐそばに御岳山があって冬の積雪は1メートル近くに達し、マイナス20度近くまで気温が下がるが、夏は30度を超えることは滅多にない。涼しいというより、時には寒いと感じるほどである。長野県地域開発公団が開発して分譲した。
 建物は木造2階建て。周囲は地表がクマザサに覆われたカラマツ林。カラマツは戦後に造林されたものだ。アスファルトが見える山荘前の道路には、その昔木曽の山から切り出した木材をふもとまで運ぶ森林鉄道が走っていた。
 周辺にはさまざまな山野草が自生して季節ごとに豊かな自然を満喫させてくれる。またいろいろな野鳥やリスなどもやってきて人を癒してくれる。