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<本ページの出典引用先>1994年第11刷「シャンプーは石けんで!!」7頁、坂下栄監修発行:協同図書サービス株式会社、企画:生活クラブ生協連合会

合成石けん、洗剤、シャンプーの罠と恐怖!

上の写真は、合成シャンプーと石けんシャンプーの使用者の毛髪の電子顕微鏡写真です。毛髪表皮がはげ落ちているのが、右側の合成シャンプーの方です。


9年ほど前に、街を歩く老若男女にインタビュ−して、驚いた事があります。
「合成洗剤と天然石けん洗剤を区別できる人」がほとんどいませんでした。
2、193人中18人でした。そして、市販有名洗剤は、100%この合成洗剤であると断言してもよいと言う事実も知らないのです。昭和三十年代から四十年代の環境汚染で大きな社会問題になった頃から、既に40年近くになってもまだ解決していない危険があります。しかし、9年前の「朝シャン」ブームをきっかけに皆さんは、皮肉にも、より一層の危険・リスクにさらされている事に、ここで気付いていただきましょう。

では、御手持ちのシャンプー・リンスの表示を見てください!
表示指定成分(厚生省が指定した安全上問題とされる成分のこと)がずらり、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウムなどの合成界面活性剤、パラペンなどの防腐剤、エデト酸塩、BHTなどの変質防止剤、合成着色料など、これらは、髪の毛を痛めたり、頭皮から浸透して毛根を破壊するだけでなく内臓機能にまで悪影響を及ぼすからです。標頭の写真は、
昨年の生活共同組合の調査を市販の合成シャンプーと石けんシャンプーの使用者の毛皮の電子顕微鏡写真です。
もし、貴方が魚を飼育している方なら、水槽にこのシャンプーを少し入れてやったとします。(本当に入れないで!)。しばらくして、鰓(えら)の毛細細胞に付いたシャンプー残さで呼吸困難になって水面に浮いてくるでしょう。約30分以内で、全致死。一方、石けんシャンプーはというと、水槽内が濁る程入れても全く魚には影響がない事も確認されているのです。
同資料にあるネズミによる皮膚テストの結果(下写真)などを見ると、その恐い結果に驚かされます。

驚かれた方は、正常な人です。細かい説明が不足していますので、もっと詳しい比較データの欲しい方、興味のある方は、協同図書サービス(株)発行、生活クラブ生協連合会企画、坂下栄監修の「シャンプーはやっぱり石けんで!!」資料(価格¥300)を御請求いただくか、弊社「エサンデス」に電子メール等で御問い合わせいただいて結構です。


では、一体、合成でない、石けん(シャンプー)とは、なにかと言うと、〜同資料の最終ページの表現をおかりしましょう。 先ずは、洗浄剤の主たる働きをする、この界面活性剤の説明をする必要があります。「界面活性剤は、界面活性分子の一端が油などの汚れに馴染みやすく、他の端が水に馴染む性質を持っているもので、分子が汚れを取り巻き水に引っ張りだして汚れを落とす仕組みです。
この界面活性剤は、大きく石けん合成界面活性剤とに分かれます。ところが、1983年表示が改正されの3つに分類されるようになりました。

  1. 洗濯用(台所用)石けん −−−−− 脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウムのみ
  2. 洗濯用(台所用)複合石せっけん − 石けん(主)と合成界面活性剤
  3. 洗濯用(台所用)合成洗剤 −−−−合成界面活性剤のみ

1と3は、大変わかりやすいものです。洗濯用の1では、せいぜい炭酸塩が添加されているだけで、台所用は殆ど他の成分は添加されていないのが普通です。逆に、3は、合成洗剤のみの配合です。問題は2です。石けんと合成界面活性剤の両方が配合されているものですが、石けんが極く一部でも、石けんと大きく書かれいる場合がよくもっと困るのが、シャンプーです。シャンプーは、ジャブジャブ流すのになぜか化粧品に分類されていて、表示義務は指定成分(アレルギーなどを起こす成分)のみでよいとされています。もちろん、良心的な石けんメーカーは、界面活性剤成分として石けんと明示しているようです。なお、シャンプーも。全ての成分表示義務を求める活動が、現在各地で広げられています。と解説されています。




  <出典引用先>1994年第11刷「シャンプーは石けんで!!」坂下栄監修発行:協同図書サービス株式会社、企画:生活クラブ生協連合会

出典引用にご理解いただきまして、ありがとうございました。


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