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最近の使用機材

現在のメインカメラはマイクロフォーサーズ機

 現在は、マイクロフォーサーズ機をメインカメラとして使っています。型落ちとして新品を購入したLUMIX GH1です。EVFを内蔵して小型で使いやすく、このカメラだけを撮影に持って行きます。

 GH1の前は、同じLUMIXのG1を使っていました。さらに前は、フォーサーズのオリンパスE-330を、最初のデジタル一眼レフはE-1を使っていました。他の人とは違って、あまりカメラを買いません。メインカメラは、2年から2年半の周期で買い増ししています。それも最近では、新しい機種にこだわらず、型落ちした機種でも構わないと思っています。

 最近のカメラはどれも、作品づくりにとって十分な画質を持っているため、最新機種を入手する必要性はないと判断しています。メインカメラを2年ぐらい使ったら、そろそろ新しいカメラの購入を考え始めます。そのとき、値段が下がっているか、型落ちで安く売っているカメラを購入する形でも十分でしょう。

 マイクロフォーサーズ以外では、EOSも持っています。一番安いキスデジを中古で購入しました。しかし、今ではほとんど使っていません。ボディを購入してから短期間で、ミラーレスのLUMIX G1が登場してしまい、ミラーレス一辺倒になってしまいました。

 ミラーレスを使う最大の理由が、EVFの存在です。光学ファインダーとは異なり、撮影後の画像が撮影前に見られます。露出補正などはもちろん、ヒストグラム、ぼけ味の正確な表示など、光学ファインダーには絶対に不可能なことが可能になっているからです。作品の完成度を少しでも高めようとするなら、もう光学ファインダーは使えません。EVFの優位性を存分に活かして、撮影を続けています。一眼レフは、もう買わないでしょう。

マウントアダプタで多数のレンズを使用

 レンズは、いろいろです。マイクロフォーサーズのレンズだけでなく、マウントアダプタを介して装着した多数のレンズを使っています。MF時代のレンズ、もっと古い戦前のレンズもあります。癖玉と呼ばれるレンズも大好きで、独特な写りを利用した作品も数多く撮影しました。

 いろいろなレンズを使ったおかげで、レンズの癖を調べる上手な方法も身に付きました。また、癖を上手に生かして作品に仕上げる方法も身に付きました。被写体の特徴が撮影前に分かっている場合は、ある程度の方向性を決めて、その方向性に合ったレンズを選んで持って行きます。ボディ1台にレンズ2〜3本という組み合わせが、ほとんどの撮影で持って行く機材です。

 作品づくりで大事なのは、ボディよりもレンズです。それも、写りの良いレンズだけではなく、ソフトフォーカスなどの特殊レンズ、写りの悪い古いレンズ、個体不良と思われる独特な写りのレンズ、とにかく写り方として幅広いレンズを持つことが大事です。どれだけ幅広い写りのレンズを持っているかで、表現の可能性も広がります。

 癖のあるレイズの写りを何とか活かそうと、いろいろと試行錯誤しました。その結果、表現の技が身に付きました。どんな写りだと、どんな印象の写真に仕上がるのか、その法則性を深く考えながら撮影を続けると、癖の活かし方が少しずつ見えてきます。普通のレンズでは撮影できない、味のある作品も可能だと理解してきます。

 いろいろと試した結果は、癖の活かし方だけではありません。癖を活かすために、様々な光の状態で撮影しました。その成果として、光や影を上手に利用する方法が少しずつ見えてきました。今では、被写体の明暗差を注意して見るように変わり、どのように撮れば面白く仕上がるか大まかに予想できるようになっています。被写体によっては、目で見た雰囲気とは大きく違う写し方も可能です。いろいろなレンズを持っている方は、癖を活かそうと様々な撮り方を何度も試してみてください。光の扱い方が何かつかめると思います。

 多くのレンズを持っていますが、一覧表を公開するのは中止しました。レンズを入手するたびに一覧表を更新するのが大変だからです。使っているレンズは、作品ごとの機材情報を見てください。

(作成:2003年5月7日)
(更新:2004年5月8日:E-1がメインの状況に書き換え)
(更新:2004年7月4日:ロシア製レンズと中古レンズを追加)
(更新:2005年8月22日:低価格ベストを追加)
(更新:2006年11月20日:最新状況へと全体を書き換え)
(更新:随時:レンズを追加)
(更新:随時:レンズ画像を追加)
(更新:レンズ一覧を削除)
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