小田王
おだのおおきみ
- 生没年 未詳
- 系譜など 未詳
- 略伝 734(天平6)年1月、無位より従五位下に叙せられる。738(天平10)年閏7月、大蔵大輔。744(天平16)年2月、難波行幸に際し鈴鹿王らと共に平城宮留守官に任じられる。この時木工頭とある。746(天平18)年1月、元正上皇の御在所での肆宴に参席、応詔歌を奉るが記録に残らず(万葉巻17)。同年4月、因幡守。同月、従五位上に昇る。749(天平勝宝1)年11月29日、大嘗会の際の由機国の国守として正五位下に昇叙され、翌日、さらに正五位上を賜わった。
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