ハカマカズラ
美しい花を咲かせる「オオバナソシンカ」というマメ科の植物もハカマカズラと同じ仲間である。
ハカマカズラの花は地味であるが、葉はちょっと似ている。
(オオバナソシンカ:2008年2月、マングローブパークにて)
 
ハカマカズラBauhinia japonica)は紀伊半島から沖縄まで分布する。
名前は葉の形がハカマに似ていることに由来する。
奄美大島にも分布しているが、マメは水に浮かないため、海岸で見ることは少ない。
沖縄のお土産ではこれをネックレスの材料に使ったものがあった。
● 小石と見間違えた真っ黒なマメ
 
2007年11月、奄美大島北部の海岸でハカマカズラのマメをいくつか発見。
海岸ではどう見ても石にしか見えないが、、、
直径1センチくらいで黒くてまるっこい形。
海を漂流してきたわけではなく、海岸付近の自生地から流れてきたようだ。
左:ハカマカズラ(2008年植栽)
右:ネックレスの材料として用いられるハカマカズラ、モダマなどなど。(沖縄にて)
●ソシンカのなかま