これまでのいろいろなスピーカでの
周波数特性の比較
以下、どれもDEQ2496で十分に調整後に落ち着いた特性です。
JBL4344単独(2017年11月)
JBL4344では、かなり高域を絞っています。ホーンが、いささかうるさいからです。
これは昔のホーンの宿命ですね。小さなピークが多数あるからだと思います。
8kHzはミッドハイとツイータの音路長の差で干渉してキャンセルしています。
これはDEQ2496で補正することが出来ません。ブーストしても、この音はでないのです。
ELAC 310CE + 38cmウーハー (2017年11月)

ELAC 310CEに高域を受け持たせたマルチアンプの最初のテストです。
JBL4344とほとんど同じ特性を達成し、音は同じながら定位はピンポイント
というのが可能なのを確認しました。
ただ、ハンドリング・パワーが小さく、高域が苦しいので、
高域を、もっとフラットにすることが出来ませんでした。
ELAC BS312 + 38cmウーハー (2018年1月)

BS312に変えた後の特性。
ハンドリング・パワーが驚くほど大きくなり、かなりフラットにできました。
本当はもう1〜2dB持ち上げたかったのですが、さすがに
大音量で高域が苦しくなる瞬間アリ。
200Hzは私の部屋では定在波で-4dBほど落ち込むのですが、
それとBS312の音圧が落ちる周波数がかぶって、ブーストしきれません。
PIEGA COAX 711 + 38cmウーハー (2018年3月)

中高域に十分すぎる余裕があるCOAX 711。
どんなに高域をフラットに近づけて大音量で聞いても、びくともしません。
0.5dB刻みで、美しい高域と、チリチリ感がでてしまう高域の、
絶妙なバランスを探しました。
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