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1.【全体の説明】

2.【霧の海と初日の出を見るには】

3.【市内の一般道から駐車場への道順】

4.【その他の注意】

5.【ライブカメラのこと】

6.【寄せ書き帳のこと】

7.【高谷山 あれこれ】

 
1.【全体の説明】

掲示板やブログで、お知らせや意見交流など、やっています
また、トップページの「掲示板」に要望なども書き込めます
ネットでの交流は「ブログ 霧の海通信」でも出来ます
このサイトの開設は2004年、アクセス数は100万回を超しました
以下では、霧の海を楽しむための手順や方法を説明しています
また、ライブカメラの操作方法や寄せ書き帳のことも説明しています
後半では、日中で見える三次市内の素晴らしさなども紹介しています

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2.【霧の海と初日の出を見るには】

一番のハイライトは、日の出の瞬間を見ることでしょう

 それには二つのことが必要になります

 ◇ 霧の海の出る時期と天候がふさわしいこと

 ◇ 日の出の瞬間に間に合うように到着すること

 山頂での日の出の時刻はおおよそ次のようです (気象情報より)

 下に書いた日の出時刻は太陽が地平線から出た時刻なので山頂では僅かに遅れます
この時刻になる前に、余裕をもって展望台に到着することをおすすめします

 1月 01/01 から 01/03     7:17 7:16

     01/09 から 01/23    7:16 7:14

2月 01/30 から 02/13    7:09 6:58

3月 02/20 から 03/06    6:50 6:33

     03/13 から 03/27    6:24 6:05

4月 04/03 から 04/17    5:55 5:37

5月 04/24 から 05/08    5:28 5:14

     05/15 から 05/29    5:08 5:00

6月 06/05 から 06/26    4:58 4:59

7月 07/03 から 07/17    5:02 5:10

     07/24 から 08/07    5:15 5:25

8月 08/14 から 08/28    5:30 5:40

9月 09/04 から 09/18    5:45 5:55   
     09/25 から        6:00 6:05

10月 10/ 2 から 10/16    6:05 6:16

11月 10/23 から 11/06    6:22 6:34

   11/13 から 11/27    6:41 6:54

12月 12/04 から 12/18    7:00 7:11

     12/25 から 年末    7:14

                             

◇ 霧の海が見えるシーズンと天候

霧の海の情景は明け方にしか見られません。展望台は東向きに建てられています。

霧の海はほぼ年中見ることができますが、よいシーズンは秋から冬にかけてです
春先にも見えるときがあります。

早朝からの数時間、展望台付近から横に広がって素晴らしい見晴らしとなります

霧が展望台を覆うほどに発生することもあり、そんな日は周囲全体が見えなくなります

また、霧が発生しない日もあります

日の出に間に合うには、展望台手前の駐車場に日の出の少し前に到着します

展望台近辺は、土・日や祭日には混雑します。特に新年、霧の海開きには来場者が非常に多くなります

夜明けにわずかに明るくなる時刻に霧の様子を確かめてから出発することも出来ます

よく晴れた満月の夜にはライブカメラで霧の様子も観察出来ます

◇ 霧が晴れてからの市内の展望の素晴らしさ

霧が消えてしまうまでに、およそ24時間かかります(時間は季節によります)

下界の市内が見えてくる瞬間も、うっすらと霧が晴れてゆくときには見逃せません

霧が晴れた後の眼下には、川と山々に囲まれた盆地が広がり、三次市民の皆さんの朝の生活が感じられます

大勢の霧の観客が下山されてのちも、陽光のもとで市内の景色を楽しめます

三次市が山に囲まれた盆地で出来ているのかがひと目でわかり、盆地全体を一望できます

春の鶯など野鳥のさえずり、夏の蝉の鳴き声、野草を摘む、そんな楽しみもあります

寄せ書き帳をみると、旅の途中の人も、三次を通り過ぎる時に気軽に立ち寄られています

特に、三次市内には、「今日は気晴らしに高谷山に行こうか」という方が多くおいでです

このような日中の景色だけを見たくて訪れる方も大勢いらっしゃいます

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3.【市内の一般道から駐車場への道順】

市内の西側を抜ける54号線の寿橋に 「高谷山登山口」 の看板があります

寿橋から山道の入り口までは3.8キロ、さらに車で山道を600m、最後に歩く距離は200mです

山道の入り口には、左側に「高谷山展望台」の看板があります。霧の日には見逃すのでご注意を

左折して山道に入りますと、山頂近くの600m先の駐車場まで行かないと引き返せません

この山道はすれ違いが出来ず、混雑の日は上りと下りは成り行きで決まります

駐車場の整理員はよほどの混雑予想の日にしか居ませんが、駐車場は区画されています

ここにトイレがあります。展望台にはトイレがありません

駐車場からは、ゆるやかな坂道を200mほど歩くと展望台に着きます

寿橋から駐車場までは、車で片道10分です

寿橋から展望台までの往復は、展望時間を除くと往復で30分です

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4.【その他の注意点】

見物客は早朝に多く、日中の混雑はあまりありません。秋から早春までは防寒着が必要です

山道は狭く帰り道も混雑するので、時間に余裕をもって出かけてください

新年や霧の海開きの朝以外は、ほとんど混みません。すれ違いの車の衝突にはご注意下さい

真冬、三次市内での積雪は少なくても高谷山では雪は多くなります。残雪もあるので、降ってからはお勧めしません

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5.【ライブカメラのこと】

ライブカメラは展望台の二階中央の前面にあり、24時間、いつもネット配信されています

パソコンやスマートホンで見ることが出来ます
そのときの霧の様子をオンラインで見ることが出来ます

カメラからは日の出を含めて、市内の七カ所をクリックで眺めることが出来ます

トップページでカメラマークをクリック、続いてプリセットをクリックします

ほかの利用者と同時にクリックすると、取り合いになりますが、譲りあってご利用下さい

ライブカメラの同時利用は30人まで出来ます。利用が終わったら閉じて下さい

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6.【寄せ書き帳のこと】

展望台の一階には、寄せ書き帳があります

書き込み用と、一年分くらいの既に書かれた寄せ書きの二冊が置いてあります。
この寄せ書帳に記念に書き込むと、のちほどこのサイトで掲載されます

トップページの「寄せ書き帳」のクリックで最新の書き込みから順に掲載されます

寄せ書き帳では2004年以後の投稿がすべて読めます

古い年度のものは、ページの最後をクリックすると読めます。毎年、数百の書き込みがあります。

書き込んだ人は、数年前の自分の書き込みも読むことが出来ます

県外からも沢山の方々の訪問があることが分かります

外国からの訪問客からは原語での感嘆の書き込みなどもあります

書き込みのワープロ化と掲載はこのサイトの関係者でやっています

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7.【高谷山 あれこれ】

霧の海シーズンでは、ドライブ途中で霧の様子を感じることがあります

下界で霧が濃くても、山道の手前で急に霧が晴れると期待に胸がふくらみます

希には、上空に雲間があるときは朝日が雲海を照らして霧をオレンジ色に染める朝焼けが見える時があります

海抜 491m の高谷山は市内の平坦地に比べて 300m 以上も高い位置になります

三次盆地の霧は、県北のかなりの広範囲で霧が移動して複雑に変化します

全国でも希な三次の霧は、広島女子大学の宮田賢二教授が『三次盆地の霧の研究』に著わされました

静かな朝  下界の騒音が聞こえない ひろびろとした霧の海原と、向かいの山なみでできた島々

やがて雲海から少しずつ顔を出してくる朝日を拝む、それは何ものにも代えがたいひとときです

時折聞こえるカメラのシャッター音で我に返ると太陽は雲海の上に出ています 昼下がりや明かりが灯る夕方などに訪れる方々がいます

霧が出ない時間帯や季節に、地形として市内を眺めるのも興味深いものです

左斜めから流れてくる西城川は正面から来る馬洗川と合流します

展望台からは見えにくいのですが右手からの可愛川(えのかわ)と合流します

三本の川が一本となった江の川は尾関山の手前から左手に流れて去ってゆきます

馬洗川、西城川、可愛川の三本の川は上空から見ると卍のかたちに見えます

卍(まんじ)の形は、三つどもえ、にも見えて、巴(ともえ)橋がかかっています

広い十日市町、川に囲まれている三次町を眼下に眺めてのひととき

三次盆地の全景、夕闇が濃くなってゆくひととき
青色帯びた市内に灯るたくさんの暖かい明かり

夜間に広がる市内の灯りを車が流れてゆく情景

そんな風景はここに登った人には長く記憶に残ることでしょう
どうぞ四季を通じて、高谷山からの景色を楽しんで下さい

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