将棋に力を入れていた百石町(2006年に「おいらせ町」)が建設した、将棋の故大山康晴十五世名人がテーマの施設。 大きな公園の中にあり、正面には大山十五世の座像も見える。建物は記念館として独立したもの。それ自体はさほど大きく見えないが、内部は充実している。
記念の品のコーナーでは対局に使用した盤や駒、扇子、サイン入り著書などが展示。 軌跡のコーナーでは年表や全対局リストが掲示。 高野山の一局のコーナーでは、和室を再現し、大画面でその状況説明の画像が流れる。 次の一手コーナーでは、名勝負の一手が問題として出題されている。 将棋の歴史コーナーでは、現在までの年表が掲示。 世界の将棋のコーナーでは、各国の様々な将棋が展示されている。所要時間は軽く流して10分、すべて読んで30分、問題も解いて1時間というところ。
JR東北本線下田駅からタクシーで約10分ほど。八戸駅、八戸市内からバスで約30分ほど。