ダイスゲームの部屋
サイコロで遊ぼう

ダイスについて

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ダイスとは
 複数の面を持ち、一旦宙に放られた後に停止した場合、 無作為にいずれかの面を示すことのできる物体。
 主に、事物の決定をする必要があるが、人為的な判断を避けたい場合に用いられる。

ダイスの歴史

 ダイスの歴史は人間の歴史と同じくらい古い。 古代文明の遺跡からダイスが出土しているのである。
 同時にゲーム盤(双六盤)のようなものも出土しており、 その付属品として(盤上に駒を進める道具として)発明されたのか、 それとも最初はダイス単独で発明されたのかは謎であるが、 ダイスというものが先にあって、 それを用いて盤上の駒を進めるとゲームが成立するので利用された、 と考えた方が良いと思われる。
 ダイスは複数の選択肢があるときに、人間の意志とは別に一つを選択するものである。 古代の人々にとって、自分の意志のよらない意志とは神の意志であり、 選択を神に委ねる際に用いられたと考えられる。 すなわち占いと同様の使われ方であり、これは遊び以前に存在したと思われる。
 ダイスには木の実や石、貝などが用いられたと思われる。 有名なのは羊のくるぶしの骨を用いたもので、アストラガルス(アストラガリ)と呼ばれ、 現在でもモンゴルのシャガイのような形で残っている。


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