伝統ゲーム紹介


闘球盤(クロキノール)

戻る
名称闘球盤・クロキノール(Crokinole)
不明
概要  正方形の盤を用い、木製の円盤を指で弾いて的に入れたり、敵方の駒を弾き飛ばす遊び。

歴史

 1860年頃にカナダのオンタリオ州パース郡で作られたと言われている。ただし全くのオリジナルではなく、 元になったゲームがあると考えられる。よく似たゲームとして、ビリヤードから派生したキャロムがあり、 これが元ではないかと考えられる。

遊び方

 4人で向き合った2人が組み2対2で行う。また2人でも行える。
 盤上には同心円の的が描かれ、中央部はくぼみになっている。 また、中央近くには6本の杭が放射状に等間隔に立てられている。
 ゲームは各自が交互に円盤状の駒を弾くことで行う。盤上に敵方の駒が無いときは、杭に当てなければならず、敵方の駒があるときは、それに当てなければならない。
 すべての円盤を打ち終わった後に、盤上に残っている円盤が点数となる。

点数

 例えば中央のくぼみに入ったら20点、最も内側の同心円に入っていたら15点、 次の同心円に入っていたら10点、最も外側の同心円に入っていたら5点というように計算する。 合計点数の多いほうが勝ちである。

販売状況一部の玩具店で入手可。

 

 


戻る