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 パソコン電源ファンの交換修理  (2011.4)
電源ファンの交換
(2011.4.3掲載)

数ヶ月前から、朝、我が家のメインパソコンの電源を入れるとの電源ファンが異常な音を発生するようになっていた。しばらくすると温まるためか治まっていたので、そのままにしていた。パソコンは某ショップブランド製で、購入してから約1年。

しかし、1週間前あたりから音が大きくなり、パソコンが振動するようになってきた。うるさいし、振動がハードディスクに影響しないか心配になってきた。試しに電源を分解してみると、市販のファンと交換できそうだったので修理することにした。

電源を買い換えてもよかったが、ケースに丁度治まるものを見つけるのが難しそうだったのでファンだけ交換に挑戦。

(注) 電源の分解は発熱・発火の危険もあるので、お勧めしません。


電源の分解

電源の分解

電源部のカバーを外した様子。この電源はφ120mmのファンが吸気側についているタイプ。小さなファンが排気側につくものに比べて静音なはずだった。

しかし、安物で回転軸が磨り減ったのか、製造不良なのか、手で回すとガタガタしていた。

電源を外すためにマザーボードも外す必要があってここまでくるのが結構大変だった。

電源ファンを外す

電源ファンを外す

電源ファンをひっくり返した様子。ホコリが溜まっている。電源部の回路が安っぽそうで不安でもある。

分解のついてに電源内部のホコリを掃除しておいた。その他マザーボードやCPUファンに溜まったホコリも掃除。

新旧ファン

新旧ファン

古いファンの厚みを測って(22.5mm程度)、新しいファンの購入にでかけた。お店にあったのはどれも仕様が25mm厚。店員さんに薄いファンがないか相談したら、電源ファンの交換は勧めないとのこと。まあそうだろうな。

定規を借りて見本品の厚みを測ったら24mmちょっとだったので購入。帰宅後、収めてみたらなんとか内部回路にぶつからずにすんだ。

回転数測定のための3ピン仕様だったので、コードを切って電源の2本のみハンダ付けして、熱収縮チューブでカバー。

組み立て

組み立て

分解と逆の手順で組み立てて、修理完了。

電源を入れてみると今までの音が嘘のように静かになった。排気量はあまり変わらないようなので、夏でも大丈夫だろう。

作業時間は1時間ほど、費用980円で静かなパソコンに生まれ変わりました。

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