『SFまで10000光年』

「SFマガジン」(早川書房)No.436(1993.1)〜 No. 560(2002.12)連載

Caution!
  1. 路上SF物件観察:あるいは私はいかにしてボツを恐れるのをやめてS並区を愛するようになったか 1993.1 No.436
    「唄えるスナック金星人」
  2. コドモにもっとSFを!:あるいは「おとうさん、えすえふのおはなしして」 1993.2 No.437
    『ほお、ブリンが出ましたか』
  3. もしも地下室があったなら 1993.3 No.438
    「まずおうちに「あかずの部屋」をひとつ作ります」
  4. ガーンズバック咳止薬 1993.4 No.439
  5. 世界の合言葉は植物、なわけないか:あるいは杉並区の中心で愛を叫んだ植物(意味不明) 1993.5 No.440
  6. スターライト・ダウンサイジング 1993.6 No.441
    「顔のメイクはリキッドアイライナー。オーバーオールもシャツもその下のトランクスも手縫いで、オーバーオールの金具は針金で作りました。ちゃんと着脱できます。」
  7. ワイルドカードで行こう 1993.7 No.442
    「日本製のシェアード・ワールドものっていったらやっぱアレでしょうかねぇ、『忍法十番勝負』。」
  8. 夏のはじめのサイエンス:そのスジからこの夏贈る、ギフトカタログ(大ウソ)’93 1993.8 No.443
    #この号から2pに倍増\(^O^)/
    『オーホホホ、トレッキーのあたくしにディックが通用するとお思い』
  9. 人生の蝶番は 1993.9 No.445
    「幸福になることが人間の義務だとすれば、いわゆる“をたく”と呼ばれる人たちは義務を果たそうとしてるんでしょーか、それともしてないんでしょうか」
  10. 夢見る定石 1993.10 No.446
    「いつかきっとステキなSF者の<カレ/カノジョ>が……」
  11. S億の昼とF億の夜:DAICON6レポート超内輪ネタ編 1993.11 No.447
    『そーすると火の中にSFのマボロシが』
    『あっハインラインさまー!とかいって〜』
  12. 特捜ロボジャスペロダス 1993.12 No.448
    「あ゛あ゛っ、今月こそ硬派SF者の鉄槌がくだりそーな……でもねえ、おもしろいんだもん「特捜ロボジャンパーソン」ぢゃなくて「ロボットの魂」。いやどっちも(笑)」
  13. アンドロイドは紅天女の夢を見るか? 1994.1 No.449
    『いいですか、マヤ。シリーズの長さにくじけてしまえばただの根性なしのをたくですよ!』
  14. ファイナル・ファンタシースター・クエスト 1994.2 No.450
    『人間にもどってくれケンちゃんっ。今からまるぺ本作ったって年よりのマニアにはかなわないよっ』
  15. SFという病 1994.3 No.451
    『『夏への扉』……だったっけ?アレなら読んだわ、昔ね。友だちが貸してくれたの、大学のころだけど」』
  16. いわくタルカス:もしくはテンソル伝 1994.4 No.452
    『あ゛っアタシってばなんて歌を』
  17. 遠赤外線来襲 1994.5 No.453
    「20代は圧倒的に「超合金」にヨワい。」
  18. センス・オブ・ワンフェス 1994.6 No.454
    「ねんどとかでガンダムとかをつくる人」になりたい(もうすぐ10歳の甥御さん)
  19. 人生ふみはずしパラダイス 1994.7 No.455
    『おまえが人生をふみはずすきっかけになったのは……この金背の本ですか?それとも銀背の本ですか?』
  20. 九百人のビリー・ミリガン 1994.8 No.456
    『ふっ。そーカンタンに足抜けできると思ったら大まちがいだぜ、ハニー』
  21. 蚤よ、蚤よ!:あるいは「夏は無慈悲な蚤の女王」……かゆいよかゆいよう
     1994.9 No.457
  22. 非ヲの世界 1994.10 No.458
    「“ヲタク”が目当てで近付いてくるノンケの人には気をつけよーと思いました。まる。」
  23. ポリゴン君とピクセルちゃん 1994.11 No.459
    「ポリゴンのキャラに転んぢゃうのって二次コンなのか三次コン(って何ソレ)なのかっつー問題も出てきちゃうし。」
  24. 物欲の衰えるとき 1994.12 No.460
    「だからって「そーゆー血筋」だとかいう結論は出したくないんですけどね……」
  25. No.25 落伍のススメ:あるいは私はいかにして「博士の異常な愛情」を愛するようになったか(←って長すぎ) 1995.1 No.461
    「……つまりは年齢だけで言へばオレも立派なオトナだ。」
     #人生ふみ外しの図初出?
  26. もう人間じゃない 1995.2 No.463
    「だってやっぱねえ、実用しちゃいかんでしょロボットは〜。」
  27. 人は壊れる、物は死ぬ 1995.3 No.464
    「「正しいロボットの愛し方」ってのがあるとしたらどーゆーもんなのかしら」
  28. 本朝育てゲー考 1995.4 No.465
    「働きすぎて体こわしても、“芸風”は守る−−」
  29. ぼくらがSFを読む理由:あるいは「花に水やるサイエンス・フィクション」 1995.5 No.466
    『SFだろうが何だろうが、このキング・オブ・ハートの名にかけてッ勝ち抜いてみせるッッッ!!』
  30. 強い主役・強い敵 1995.6 No.467
    モンダイ3「[   ]道とは[   ]ことと見つけたりッ」
    [   ]内をナニして“心の叫び”をつくれ。制限時間5秒
  31. ヴィーナス・シティも日が暮れて 1995.7 No.468
    『いーじゃねーかよ、周りが何言ったってさ、それがハートにビビッとくりゃいいのさぁ』
  32. HPまで256億光年なんつって 1995.8 No.469
    「たしかにホームページってのはたのしそーだと思うけど……いや、やるもんかッ、オレは手ェださねえぞッ」
    「てなわけでなかなかチバ・シティだわよインターネットって」
    #この回のイラストの一部は大森望先生のページで見られます。
    ##“インターネッター”……あたしたち、犬です(;_;)
  33. アレはドレの遁走曲(フーガ) 1995.9 No.470
    『いいんだオレは。ぬりえもハンカチもPPカードも出なくたってくやしくないぞッ』
  34. ピーはさだめ、さだめはピー 1995.10 No.471
    『おっ、ゼラスニィに手をかけたぞッ読め、読むんだッ』
    「そんでも「コレを好きな私がカワイイ」ってなイラスト・エッセイの基本にだけは走るもんかフンッ、とか思ってはいるんだわよ……」
    #この回は同日発売の「キンパツの兄たち」とハイパーリンクしていると思ふ。
  35. 浜松SF専科:あるいは星雲賞は言ってみりゃ石破ラブラブ天驚拳 1995.11 No.472
    「まるでねえ、SF者は“仲間”に飢えているって白状しちゃうよーな投票しなくたって…あッ、禁句かコレ?」
  36. Z(マジンガー)とZ(ガンダム)の狭間で 1995.12 No.474
    「って「V(コンバトラー)とV(ボルテス)」でもいいんだけどね別に」
    「お前が倒したあのロボットは実はおしゃか様だったのですよ」
  37. 世界の中心で愛を叫んだこわれもの(まるしーM.SAKAI) 1996.1 No.475
    「例えばアニメ1本、SF1冊、そーゆーモノに癒されちゃうことができる人は、その分壊れやすくてOKなんだと思う。」
  38. VIの大海の中で 1996.2 No.476
    「複数の世界がまじり始めると……それはもー、とんでもなく危険です。バーカー先生に言われるまでもないです」
  39. AC195年のダックボール 1996.3 No.477
    「『いやあ、わかりますわ、モノには弱いですからねえみんな』(by ガイナックスのてんちょさん)他人に言われると不安になるコトって…あるよね」
  40. 構造は気からあるいは病は力 1996.4 No.478
    「とりあえず「みんな」と「フツー」と「ね」は禁止だッ。わかったね、みんな。」
  41. あるいは天使でいっぱいの宇宙 1996.5 No.479
    「その世界では毎週TVで『新世記ママレゲリオン』というラブラブ&ドキドキのリリカルなアニメが放映されています」
    #この号の発売日は3月25日。第弐拾六話のTV東京での放映は3月27日です。念のため。
  42. その口はあまたの災いのもと 1996.6 No.480
    「『人を人とも思わない』ってのはマズいこととされてるけど、じゃあ『モノをモノだと思えない』ってのはどーなんだろうねえ」
    『なるほど、自己完結こそが絶対的自由というわけか…』byカヲルくん
  43. カードでディッシュなリードがメリルなスミスとチェリーでセイバーハーゲン 1996.7 No.481
    「…“期”で「マイブームの継続期間を表します…“期”ではかるのも面倒なほど長続きしちゃうと、ソレはツボに昇格(なのか?)します。…「SF」ってのはさらにその上にあるからなんだろうなあ、“呪い”とかに近いかんじかも。」
  44. すべてがSFになるあるいは「あいにくのSFで」 1996.8 No.482
     「…ってことは、オレも違う親から生まれてたとしても、やっぱりSF者だったのかしらん。」
     『いや、もおうちなんかぜんぜんフツーっすよ』
    #水玉先生、大森先生、親ねたはやばいっす。検閲はいりますから(^^;
  45. 無駄無駄無駄無駄無駄ァッ、と少年は言った 1996.9 No.483
    「“無駄使い”も好きだ。記憶細胞とかの。」
  46. へびつかい座ガイドライン 1996.10 No.484
    「「リボンの騎士」的に解釈するなら、「おたくの心」をもらって生まれてきたってことですね。」
    『“君に出会うためにぼくは生まれてきたのかもしれない…”って、君は今までに何回思ったことがあるんだい?』byカヲルくん
  47. 青いプラズマあるいは「どんないいSF」 1996.11 No.485
    「中学1年の夏休みは「デューン」の夏だったし、その前にも“フレドリック・ブラウンの夏”だった年があったような気がするし、「夏への扉」を読み終わってふぅぅとタメ息をついたのも夏の明け方だったし。」
  48. No.48 魂のラジエッタあるいは「月のしずくと、アヤナミと」 1996.12 No.486
    『ぼくが人間でも好きになってくれたかい?』byカヲルくん
  49. もう晴海へなんか行かないあるいは模型の国の門 1997.1 No.487
    「散財は結果であって目的ぢゃナイんだよ。」
  50. 犬歯も噛むを畏れるところあるいは禁句の冒険 1997.2 No.488
    「ことほどさように“超える”べき一線てのを決めとくとベンリってことなんだろうけどね、赤道とかさー。」
  51. 愚者の代弁者 1997.3 No.489
    「ためしに「アーサー・C・クラーク」を世襲制にしてみればよくわかるぞ、きっと」
  52. 猿止め選手権 1997.4 No.490
    『とかなんとか言ってるけどさ、結局は「キャラがいいからもお全然許す」てな邪悪な判断がのこるんだよな』byネにもつゼクス
  53. チャンピオンたちの飽食 1997.5 No.491
    「体質的にはじゅうぶん「SF者」たる資格を備えてる、つーか、先天的に「SF」の呪いにかかってるつーか、でもそういう人ってSF読まない気がするけどね。」
  54. 嘘の左手、科学の右手 1997.6 No.492
    「まあSFに対してもオレ的には魂が判断するモノだから気にしてないけどさ。…しかもそれは作り手側が「心にSFを持つ男(/女)」かどうかってのを俺のSF者としての魂が直観しちゃうことだから、もしかしたら今これをかいてるオレにも、そのモノサシは理解できないのかも。」
  55. 百年の誤読 1997.7 No.493
    “その対象を失った時に呪いは完成する”
  56. お師匠様はSF者! 1997.8 No.494
    「モンダイはつまり「SFを好きな自分」とゆー呪いにかかってる人たちなんですよ」
  57. 長い長いロボットさんの話 1997.9 No.495
    「…“ヒトでない自分”を悲しむAI、ってゆーのがそもそもヒトの勝手な考えじゃないかと思うんですよオレ。」
    「ヒトにとってはいかんともしがたい“死”とゆーものに、まったく重きをおいてない、って点で「バーチャル・ガール」のマギーや「ウェットウェア」のマンチャイルはあっぱれな“ロボット魂”の持ち主だとオレは思うんですけど。」
  58. 象が踏んでも忘れない 1997.10 No.496
    「冥府魔道の入り口は一見ソレに見えないほど奥は深い、ってのの見本のよーで、青背で言えば「夏への扉」級かしらん。」
    #『夏への扉』を彼女に贈るのは(違う意味で)危険すぎる、ということがあきこん「政治的にもっとも正しいSFパネルディスカッション」で明らかになりました。本を贈るときは読み直してから、ね。
  59. そして船は途方にくれる 1997.11 No.497
    「ああこんなにスゴいおもしろいおはなしが終っちゃうなんてオレはこの先いったいどうやって生きていけば、とか思いながらじゃ、終わりそのものは理解できても了解できないもん。」
  60. No.60 彼のアドレス、彼女のURL 1997.12 No.498
    「アンティークを愛でるには“新しモノ”に弱すぎる」
  61. スペシャルメガミックス SF者すごろく 誕生編・混乱編・彷徨編・越冬編 1998.1 No.499
    『やー、昔はサンリオSF文庫とか読んだりして』
    『え、だって海賊船なんだから旗がはためかなきゃ』
    「♪あいーする エスーエフ まもるが さだめー♪」
  62. No.61 Sci-Fiなるかな、由々しきモノ 1998.2 No.500(500号記念100%増量)
    「…中にはうっかり、いやそのホレ、「へえ、おもしろそう」って思ってひっかかってくるコドモもいるかもしれない。いるといいなあ。」
    『何と言うのだったかしら…ありさえすればいいというものでもないけれどなくては困るあの、』『お嬢さま、それはセンス・オブ・ワンダーというのですよ』
    カヲルくん『さあ、君はどこに墜ちたい?』
    オリジナル水玉(っオイ)『そりゃやっぱ…何度でも「SFの国」がいいなあ』
  63. No.62 見上げてごらん、SFの星を 1998.3 No.501
    「ひとつモンダイ…というか特殊だったのは、それらはすべて、もともと家にあった本だったってことで」
    「それが“SF”であるとは知らずに星作品と出会えたことこそが、とてつもない幸福だったってこと。」
    #今月は私もおセンチ入ってます。石森先生まで……合掌
  64. No.63 SF工場の秘密 1998.4 No.502
    「単なる「好き」がある一線を超えたあげくのことだったりすると、それはただの「ダメのほとばしり」なわけで。」
    『(ここだけの話だけど…実は500号には5冊だけ「あたり」があって、それを買った人は早川書房の「SF」を作る工場を見学できたらしいよ)』
  65. No.64 信じようと信じようと 1998.5 No.503
    「「信じ」たものだけで構成されていゐる世界と言ふものは、そのもうひとまわり外側から眺めてみると実にまあヘッポコなものじゃわい、っていう、もぉ絵にかいたような“縮図”(ってったらやっぱ絵か)を楽しむゲームなわけですね、『ネオ・アトラス』は。」
  66. No.65 ステンレス・スチールラットの檻 1998.6 No.504
    「やっぱ、うかつには白状できないのがヨリドコロつーもんなわけで。」
  67. No.66 五輪の薔薇の蕾の名前 1998.7 No.505
    「最近どーもねぇ、自分が自分のコドモ時代の遺産食いつぶして暮らしてるような気がするんだけど。」
    「しかし、これが最後の「ローズバッド」だとは思えない。」
  68. No.68 Sonomaの西、Bajaの東 1998.8 No.506
    「でも確かに“想像上のコトバづかい”ってあるよねえ。」
  69. No.68 いつも革命されない物語 1998.9 No.507
    「とは言え年齢的にはオレも充分すぎるくらいの大人ですから、近頃はとんと“息苦し”くなるようなこともなくなってきて…とか思ってたところに、久々のソレをくらいました。『ポケットモンスター』劇場版 「ミュウツーの逆襲」です。」
    「帰りにコドモに「あのあと、ミュウツーはどうなったの?」とか思いつめた顔で聞かれたりしたら、ものすごーくうれしいかも(笑)」
    「ああ人の親でなくてよかった」
    #水玉先生、『江戸川乱歩全短篇 1』(日下三蔵編 筑摩書房 1998.5 ちくま文庫 ISBN 4-480-03411-0)を読んでますね。今回のアヴァンタイトル(ちがう)がわからなかった君は本屋さんへGo!だ(笑)
    ##『ミュウツーの逆襲』?あれは代理戦争というポケモン世界の実態を鋭くえぐった問題作何だよ、と友達にいえなかった私は、肺活量だけ大きくなってしまったのかも……
  70. No.69 時には準宝石のない螺旋のように 1998.10 No.508
    「つまりこの人は「責任感をもったカヲル君」ってゆーかさぁ」
    「オレが勝手におんなじツボを押されたからって、そのツボを押したもの同士が似てるってことにはぜんぜんならないけど、」
  71. No.70 ああSF心、その綴り方 1998.11 No.509
    「『マップス』の“伝承族”とか『星界』の“空識覚”とか“思考結晶”(あ、ルビないとヘンなかんじ)とかって、その概念とその呼び名を生みだした瞬間に勝ってるもんね。」
    「やっぱさあ、「おもしろかったけどSFじゃない」てな言いぐさって、曲がってるもん。よく言うけどオレ。」
    #言葉って点ではサンライズもすごいよなー。ATとかモビルスーツとか「承認!」とか<ちょっと違うか。
    ##「つまんないからSFじゃない」と泣く私は心が狭いのか?
  72. No.70 (ぺ)のごとく長く 1998.12 No.510
    「やっぱねぇ、いちからモノを「つくる」ことのできる人が「つくった」ものってのは、ちっとやそっと加工業者がいじくったくらいじゃこわれたりしないもんよ。」
    「いまさらソレ抜きで暮らす方法ってのも思いつけないし、てゆーかはっきりとそんなのヤだし。」
    #水玉先生は70回とおっしゃるのですが、前回も70と書かれていて、実は72回、双六を番外としても71回なんです…。
  73. No.72 愛も時間も 1999.1 No.511
    『ベスト作画よね〜このふりむきの中割りのカオ(はぁと)』
    「おもちゃの刀みたいな反論したりするから、」
  74. No.73 事実で、噂で、都市伝説で 1999.2 No.512
    『オレにしてはものすごく的確なコト言ってるのに通じる人少なすぎるかも』
    「オレみたいな「いろいろとダメ」なだけのヤツはもっとおとなしくしてるべきなんじゃ…」
  75. No.74 ハートに宇宙があるように 1999.3 No.513
    『オタクの運命は“わかられにくさ”に綴られているね』
    「「わかってもらえる」ことも「わかってもらえない」こともどっちも大したことじゃないんじゃないかと最近は考えてますけど。」
    #くぅぅ、水玉フォント見にくいっす。精文堂印刷はもっといいプリンターを使うようにって、筋違いか?
  76. No.75 ポーチも少女も子犬も 1999.4 No.514
    「ひとさまの作った優れたブツをたくさん見るだけは見てきてるから」
    『あ、コレは誰かに読ませるつもりで買っといた分だからあげるよ』
    #今回は裏『ドラキュラ戦記』レビューでした。
  77. No.76 ケッテンクラート症候群 1999.5 No.515
    『そんなにフツーの人は知らないのかなあ』
    「人生いたるところにニワトリあり」
    #祝『世界の駄っ作機』(by水玉兄)刊行。
    #模型の国の人って、モメごとが少ないよーな、ってのはオレの気のせいかな?
  78. No.77 自在の騎士 1999.6 No.516
    『近ごろの若いモンはヌルいねえ、あきれちまうよ。なにしろザクとグフの区別もつかないんだからねえ』
    「知り合いのホームページのBBS&チャットと「ポストペット」にしか使ってないノートPCユーザさんが「いまパソコンにハマッてて」とか言っちゃうのって、言われた方はカユいよねえ、」
  79. No.78 芭蕉の木の下で 1999.7 No.517
    『ああもういったい何人のぼくが何回コレを』
    「いつかホントにやってみたいあのアレ」
    こういう状況が図書館屋的に、すごく嬉しかったことあります。にこにこ顔したのはお客さん、あなたを馬鹿にしたわけじゃなかったんですぅ。
  80. No.79「霧笛」は俺も読んでるぜ 1999.8 No.518
    「最近つくづくうれしいのは、若い人に向かって「アンタなんかは若いから知らないだろうけど」とかナチュラル(笑)にいえるようになったってことですね。」
    「ソレをものすごくファンタスティックな未来の物語としておもしろく読んだ記憶っていうものさえ自分の中に残っていれば」
    #うちの若いものなんか、♪チンゲンドンガラガッタ〜を知らんのですよ〜(泣)
    ##右下のおばあちゃまはガンダム=ラスカルを作ってる(^^;
  81. No.80 夜中に台所でぼくはSFに話しかけたかった 1999.9 No.519
    「シアワセの種類でいうと、かなり宗教じみてますね」
    「んでエンギモノだしってんで「団菊弁当」予約しといて休憩時間に食堂に行ってみるとじつはフィギュア(全8種とか)のおまけつきで、ツアーできてるガイジンのSWマニアさんたち大ショック、とか」
    #エピソード1歌舞伎化水玉案。ステキすぎ。
  82. No.81 居心地悪く専門めいた場所 1999.10 No.521<久しぶりに増刊号がでたので番号が飛んでいます。
    「そのイメージは間違ってはいないけど部分にすぎなくて、でも間違ってるわけじゃないから正したりもできないから」
    『でもあちらの国には“専門誌”が何誌もあるでおじゃるよ』
    「「近いけどもっと安全な場所」を好む人たちがいたりするもんで、」
  83. No.82 驚くに値したりしなかったり 1999.11 No.522
    「なぁんだオレだけが直撃大破したわけじゃなかったんじゃん」
    『モビルスーツでいったら…うん、ギャンって感じですかねぇ』
    ロラン『あれは「SF」じゃありません!』ハリー中尉『「サイファイ」かッ!?』
  84. No.83 エス氏の電算機 1999.12 No.523
    「この「SF」ってオレの知ってる「SF」とは違うのか?おんなじなのか?」
    「そういう哀しくなってくるほどのヌルさがね、困っちゃうわけよ。」
    #Sotecのe-oneネタ。うちの職場で買ってしまいました。急遽塗替え版(笑)ですが。
  85. No.84 マはマグマグ星人のマ 2000.1 No.524
    「そういうのはそもそも“考え”って言わないのかも」
  86. No.85 有象無象現象 2000.2 No.525
    「はたから見ればとっくに望みが果たされてるように見えてんのかもしんないけど」
    「ってことはオレの「ビッグオー」に対する最も簡潔な感想は「おもしろい」じゃなくて「うらやましい」なのか…そーかそーっだったのかオレ」
  87. No.86 奇行愚行伝Gファンダム 2000.3 No.526
    「…いやいや、はたから見ればこの若人もわしもヲタクには変わりはなかろうよ、とか自分に言いきかせて」
  88. No.87 どこかへいってしまっているひとたち 2000.4 No.527
    「そーゆーブツを「なんの気なしに」買っちゃう人って……とかつっこまれると先に進めなくなっちゃんでここはひとつこらえてくだされ。」
    #ということは、AIBO買っちゃうオレはやっぱ、アッチの人か。
  89. No.88 ぼくの電波街へようこそ 2000.5 No.529
    『どうしてもこうなのか。水玉は』byハリー大尉
    「カナダ産のマツタケみたいなもんですか。ホンモノだと思われることもあるあたりも」
  90. No.89 1/6の虫にも1/12の魂 2000.6 No.530
    「ソレがあってオレがいてその上何が必要だというんだねキミ、みたいな明らかにまちがった方向に気分は暴走しながらも、そんな自分を“世間”がまだ置いてくれてることに心から安心もしてるつーか。」
  91. No.90 金髪のジェニー、その他のジェニー 2000.7 No.531
    「……必要性を感じない人から見ると「ってよくまあ」的な作業らしいんで」
    「対外的なクォリティの下限の設定のない作業って楽しいもんだねぇ、自分でナットクできればそれが“完成”だし」
  92. No.91 愚痴をたれる星 2000.8 No.532
    「ソレをそう見えるモノにしたこと自体が“表現”なわけであって、まんまとそれにひっかかってワー見えたのじゃよーとか言ってちゃ“お客さん”すぎじゃないスか?」
    「来るぞ来るぞ、と思ってるとホントに来るのがうれしいけど、うわぁいっこもヒネッてね〜っていう若干の脱力感もセットでついてきちゃう、あの感じ」
  93. No.92 Mかμか 2000.9 No.533
    祝水玉螢之丞先生キャラクターデザイン原案『まりんとメラン』放映開始
    「うれしいときまで現実逃避してどーするよオレ」
    「そのとてつもなくいろいろなものがいろいろな意味で(しかも一瞬で)ムダになったことを、軽くめまいを覚えるほどに面白く思ったものでしたよ」
  94. No.93 SFは何でできてるの? 2000.10 No.534
    「ケミカルX」
    「あれはSFなのか違うのか」
    「『ウォーターシップダウンのうさぎたち』と並ぶ“人外ショタ小説”の名作」
  95. No.94 ゴジラ対ハイペリオン 2000.11 No.535
    「その手のBBSにありがちな「みんな(傍点)どんな××が好きですか?」系の書き込みの中に」
    「そこには誰かに手伝ってもらおうっていう気があるようには、オレの目には見えなくて、なんちうか……すごく「天馬博士的」なニオイがすんの」
    「つまり、“戻る”っていう概念のない国におわすかんじが」
    #自慢できるのはマニア、引き返せるのはミーハー、自慢できないし引き返せないのがおたく、だとか。
  96. No.95 美少年で探偵でSF 2000.12 No.536
    「ありとあらゆるものは「語られやすいかたち」で語られ続けていくんだね」
    #というわけで早川書房は『へびつかい座ホットライン』を復刊したのです(ゲラゲラ)
  97. No.96 10月1日では地味すぎる 2001.1 No.537
    「そういう(検索とかリストチェックとか)領域にいっときでも足をふみいれた経験は、意外にも意識の深いところにしみこんで、いつか思いがけない形でフラッシュバックしたりするんじゃないかと。」
    #仕事で絞り込み検索とかリスト作成とかしている図書館屋なんかはもう引き返せないわけです。
    ##なお、このテディベア食玩は筑波ダイエーに大量に出現していたのでそろそろ下火でしょう。
  98. No. 97 空論遊撃隊 2001.2 No. 538
    「ほんとはそういう「クラスのSF者」なんて実在しないんじゃないか」
    「「自発的に本を読むようになって50年後」とかのある日、妻から「そういえばあなたってSFが好きねえ」とか言われてびっくりする、なんつう人生」
    #なんつう人生は決して訪れないのだなぁ。人はそして刻の涙を見るのだ(違) ところで、オレにはいました「クラスのSF者」。同じクラスじゃなくて図書委員だったけど。もし想像通りカヲルくんだったらSFファンの男女比は逆転……しないか(笑)
  99. No. 98 SもFもきっと 2001.3 No. 539
    「駆除が完了(傍点)したら「マングース慰霊碑」たてて、マングース慰霊祭をとりおこなっていただきたいものです」
    「そういうリクツが通るんなら人類もそろそろ、てな気がしないでもないですが。」
  100. No. 99 渦巻帝国の興亡 2001.4 No. 540
    「正確には「ゲームがゲームであることを大事にしすぎた」かな。」
    『「銃士戦隊フランスファイブ」リンク集:「他のフランスの戦隊」って……』
    「「あの頃は何食っても旨かった」的な事情もあったからこそのもので」
  101. No. 100 プリンス・プラスティック 2001.5 No. 541
    「反応はいっしょでも対象が違えば仲間じゃないですもん」
    「自分がソレを好きであることを補強するために、というよりそんなことを企むこと自体がヒヨッコのアサハカぶりを物語っちゃうんだけど、」
  102. No. 101 最後から二番目は真実 2001.6 No.542
    「“手塚生まれで円谷そだち”なシリーズ構成担当?小中千昭氏ならではの“戦略的直球”」<『デジモンテイマーズ』
    「SFの国においては、再生産と恩返しってわりと(かなり?)近いかも」
    #タイトルが縦書きになるなど、レイアウトが変わりました。
  103. No. 102  ロビオとロビエットは永遠に 2001.7 No.543
    「その「仕方なさ」の根っこはじっさいのところどのくらいの深さまで伸びてゐるのか、てのを確認する作業」
    「まあ、くっついちゃったら一生とれないから呪いなわけで」
    『手塚作品以外で演じてみたい役、ですか?うーん、そうですねぇ…「エンダーのゲーム」のお兄さんとか、「軌道通信」のランディとか』
  104. No. 103  晴れた日には永遠が見えたり見えなかったり 2001.8 No.544
    「呪いにかかってない人だけが「でもほんとに面白い作品て少ないじゃん」とかはっきり言えるっていう。ことさらに大声で言われてもアレだけど」
    「「名SF」である以前に「おはなし」として傑作だよねこれ、っていうものはほんとはすごく少ないのかも」
    や、信州限定ベビースター。わさびが効いててけっこういけます。
  105. No. 104 鱗姫、その他の姫 2001.9 No. 545
    「先代に比べたらそりゃまだまだ若くて凄味深味には欠けても、精進すればきっといつかはあの域に達した芸を見せてくれそうな、たしかな流れを感じますですよ。」
    「世界(のごく一部)が自分の望むかたちであるためのコダワリ」
  106. No. 105 当たりが出たらもう一生 2001.10 No. 546
    「どれが出てくるかは量子論的なアレがナニしてるわけです(←いいかげんな上にまちがってる)」
    「ま、そこが面白いとこなんだけどな。ためしに一回だけやってみるか?」ってオイ!
    #SFとガシャポンは量子論的に同一である……φ(.. )
  107. No. 106 何かが道をなぞってる 2001.11 No. 547
    「この「世界がどこかへ行こうとしている感」
    「いることがわかったからもう安心だネ、ってな、ビミョーにまちがった幸福感」
    「歩けて歌えて踊れるDVDプレーヤーロボ」(ティンキーウィンキー仕様)←家の色彩設計的にはポーがいいです、ってそういう問題じゃないぞのサイズ2m超(笑)
  108. No. 107 ハリー・ポッターと賢明な読者 2001.12 No. 548
    「「……っていうかコレの本物ってのがどっかにいるの?」とか思わされるようなビミョーな「ねばならぬ」がいろいろあって、でもその鉄則を制定したのは誰かなんて誰も知らなくて」
    「そういう、深い森、あるいは辺境の国、はたまた「せまい谷」へと迷いこむ入り口に――いつの時代も見つけてしまうコドモが必ず現われるような“曲り角”に『ハリー・ポッター』がなってくのかどうかは、いまいち怪しい気が。」
  109. No. 108 ひとつの蛇口から出た話 2002.1 No. 549
    『ええっ!じゃ こんどのAIBOには「バルキリー」モードが!?』(そのうち大河原AIBOとかニラサワAIBOとか?)
    「なにかがどんどん流れていくのを眺めることそれ自体のきもちよさ、ってのもあるけど」
  110. No. 109 誰かが壁の中で 2002.2 No. 550
    「ていうかオレも“宇宙人”はウスい(何よソレ)んで、ウンモ星人のUFOが出るまではとりあえず「コンビニ行くたんびに2コ」ペースかな、って程度のアレなんだけど。」
    「でも一番マトモな反応は“反応しない”だと思うぞ、コレ」
  111. No. 110 コッペリアさんの羊 2002.4 No. 552
    「堕ちるときはまっすぐ、てのがやっぱ墓碑銘かなオレのばあい」
    「予定調和とかゆっちゃうのは「だってソレ、おはなしでしょ」級に意味のない反応なんじゃないかと」
    #まじで緊急入院されていた模様。脳貧血でも死ぬ思いするからな〜ましてメニエール。身体だけは大切になさってくださいましよぉ。
  112. No. 111 1/fいそしぎ 2002.5 No. 553
    『お、仮面ライダーが入ってそうなビルだなあ』
    「いやそもそもの「サイエンスにフィクション」っていうとりあわせがすでにそうなのかもしれないけど。」
    #今回はとにかく「兎に角」のイラストが最高でした。あの目つき!
  113. No.112 今月のめだまやき 2002.6 No. 554
    「いま現在の座右の銘は「おちつけオレ」。」
  114. No.113 番号を信じるかい? 2002.7 No. 555
    『128円か/キリがいいな』
    「数字に意味がくっついて、磁力を帯びたような状態になってゐる、」
  115. No. 114 アリアケの夜の種族 2002.8 No. 556
    「いっぽう、何をやってもすべる芸風の人もいて、絶えずすべりつづけているのでしばしばすべっていないものとみなされたりもしています。」
    「アレやソレやコレはすべて「ヲタク」としてひとくくりにできることを知らない世間様が、さげすんでいいものか無視するべきか判断できずにとりあえず遠まきに様子をうかがってゐる、というような生あたたかい環境下で、たのしくひっそりと開催されつづけていくコミケやワンフェス……」
  116. No. 115 SだったりFだったり 2002.9 No. 557
    「そのようにして「幸せになりにくいバージョン」の自分を選んじゃった人のおはなし、と思って」
    「じっさいのところは「そう聞こえた」どころか「そう聞いた」だっつーの。」
    綾波『しつこいわ、あなた』『いろんなイミで』
  117. No. 116 ホワイトモンキーグリーンティー 2002.10 No. 558
    「レッドデータ・デバイス」
    「すぐれたSFだけを読む方法」
    #タイトルの「SF」のテクスチャが毎回違うことに今さら気づきました(^^;;今月は安いティーセットにありがちな花柄。
  118. No. 117 眩暈戦隊イソバイダー 2002.12 No. 560
    「いやいや、読むのと飲むのじゃやっぱり話が違うし……」
    「SF分解酵素」

[ふりだしに戻る|ツボを押される|再び1万光年の彼方へ|10万光年の彼方へ]
てこてこペンギンのページへ
rh7r-oosw@asahi-net.or.jp