エギグ(Egigu)は月の中の少女です。エギグの物語の抜粋は以下のとおりです。
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昔々、3人の娘がいました。名前は皆Egiguと言います。成長した姉たちは家や美しい装飾品を貰いましたが、一番下の娘は両親から何も貰えませんでした。藪でも海でも好きな所に行ってしまいなさい、と言われます。娘は浜辺で木を育てました。その木は天に届くまで育ちました。娘は木に登って天に行き、盲目の老婆Enobararaの台所でワインを飲んでしまいます。老婆は怒り、娘を殺そうとします。娘は老婆の目を再び見えるように治し、救われます。老婆には3人の息子、太陽Ekwan、雷Teb、月Maramenがいました。彼らは人食いでしたが、一番下の月は優しい子でした。彼は娘を妻にしました。そして、今では誰でも月の中に彼女を見ることができます。