三菱・ミニカ 

戦後スクーター等を生産していた新三菱重工は昭和34年10月に軽三輪レオを発売続いて昭和36年4月に三菱360ライトバンが発売されました。ライトバンをベースに昭和37年10月に軽乗用車ミニカが発売されました。その後好調な売れ行きを示しモデルチェンジを繰り返しながら生産されていましたが平成19年6月に45年間の歴史に幕をおろし生産を終了しています。

      昭和36年04月 三菱360 ライトバン 発売
      昭和36年10月 三菱360 ピックアップ 発売
      昭和37年10月 三菱ミニカ 発売
     当時の価格は  三菱・ミニカが 390,000円
              ライトバンが 325,000円
           0ピックアップが 300,000円 となっています

昭和37年(1962)度の三菱・ミニカの生産台数は 4399台となっています

以下に昭和37年(1962) 型三菱・ミニカをカタログより紹介させていただきます。

■三菱ミニカでビジネス快調!

お仕事に機動性を−−−現在のビジネスマン成功の秘訣です。三菱ミニカは軽乗用車独特のすぐれた機動力で混雑した通りでもスムーズに走り、あなたの能率をあげます。

■三菱ミニカでファミリー・ドライブ

長時間のドライブでも疲れない、すぐれた走行性−−−理想的な懸架方式によるサスペンションと、身体にぴったり合うクッションのきいたシート、すぐれた防音装置や使い易いハンドルチェンジなどで乗り心地は満点です。とくにお子さま連れの遠出では、ミニカの良さがわかります。

明るいパノラミックウィンドーと豪華なハンドル廻り

燃料系組み込みのコンビネーションメーター・ホーンリング・オートストップワイパー・セルフキャンセルの方向指示器・広いフロントグラスとデフロスターなど、安全で快適な運転をお約束します。

デラックスなシート

シートは2トーンカラーのフォームラバーで、すばらしいクッション。乗り心地は満足。

広いトランク

スーツケースやバッグがらくにつめる軽乗用車では最大の広さです。山や海など遠出の荷物は、このトランクで十分。室内がフルに使えます。

その他の画像は下記にてご覧ください

    詳しい仕様書   ライトバン

    エンジン   ピックアップ

主な仕様書

全   長

2,995 mm

エンジン形式

強制空冷2サイクル

全   高

1,370 mm

総排気量

359  cc

全   巾

1,295 mm

圧 縮 比

8,2 : 1

車両重量

490 kg

最高出力

17PS/4800 rpm

最高速度

86 km/h

最大トルク

2,8kgm/3500 rpm