北海道のわかさぎ釣り


■北海道のわかさぎ釣り

わかさぎ釣りは普段釣りのをしたことがない人でも手軽に楽しめる釣りです。 冬の北海道の湖沼は湖上が結氷し、その上からドリルで穴を開け釣り糸を垂らしわかさぎを釣り上げます。

北海道の湖沼はどこでもわかさぎ釣りができるという訳ではありませんが、かなり多くの湖沼でできるので計画も立てやすい。 道東では網走湖、阿寒湖、糠平湖などが盛んで塘路湖、サホロ湖(新得)、おけと湖などでも楽しめます。 道北、富良野では朱鞠内湖、桜岡貯水池(剣淵)、金山湖など。 札幌近郊ではポロト沼(白老)、茨戸湖、しのつ湖、桂沢湖など。 わかさぎは各地の湖沼に放流されているのです。

時期は湖沼によって多少の違いはありますが12月下旬から3月下旬までの間です。 12月、1月上旬、3月は禁漁になっていることも多く、1月中旬、2月が最も盛んです。

■準備

わかさぎ釣りに必要なものは普通の釣りよりもかなりコンパクトで絞られます。 小さな専用のわかさぎ釣りのさお、しかけ、えさの3点セットを用意していきましょう。 また加えて便利なものは氷すくい、穴を開けるドリル、防寒対策のテントなど。 3点セットは釣り具屋で2000円程度です。

しかしながらこれらすべてを用意して本州から北海道を訪れるのはちょっとたいへんです。 また道内からでもいきなりすべてを準備してというのは難しいかもしれません。 そんなために釣り道具がすべて用意されていて料理までしてくれたりできる湖沼、施設をまとめて紹介。 料理は自分で家に帰ってする人のために道具一式貸してくれる湖沼、施設も紹介しています。 加えて他にわかさぎ釣りができる場所を記載しています。

■予備知識

わかさぎは回遊性の魚です。 1ヶ所でずっと釣っていると全然釣れない時間があったかと思うと思い出したようにたくさん釣れることも。 また時間帯としては早朝、夕方がやはりいい。 状況は刻々と変化するので入漁券を買う時にいろいろ質問をしておくのがいいでしょう。 トイレの場所も必須確認事項。


北海道旅情報巻頭  3-2.北海道冬の旅
北海道のわかさぎ釣り