層雲峡の柱状節理

層雲峡の柱状節理


■層雲峡の柱状節理

大雪山に降った雨は大雪湖に集まり、石狩川として大雪ダムから流れ出ることになります。 層雲峡は石狩川が深く谷をえぐった渓谷です。 層雲峡一帯にはかつて大雪山の噴火の時に大量の灰が降り注ぎました。 その灰が固まり岩となったのです。 その岩を長い年月の間に石狩川が削っていったのです。 そのためその崖はもろく時々崩れることさえあります。 小函の大部分は崩落の危険があり通行止めなっているのは残念ですね。 パノラマ台はその柱状節理の上に立つことができる貴重な場所。

(交通:上川-[バス30分]-層雲峡-[バス37分]-大函)

■小函

切り立った柱状節理に囲まれる小函の風景。 この付近を訪れるのはしばらくできないと考えていた方がいいかもしれません。 かつてはこの谷底を国道が通っていました。

■柱状節理を見あげる

下から柱状節理を見あげるといつ岩が落ちてきてもおかしくないような雰囲気です。 この高さを削り取った石狩川の川の流れもすごいですね。


  
北海道旅情報巻頭  3-4.川と水の風景