トワイライトエクスプレス乗車録その2



五稜郭から札幌まではDD51の重連が先導します。道内で車内から眺めたい風景は大沼、小沼と駒ヶ岳、噴火湾、室蘭のコンビナート、樽前山などが挙げられます。そんな風景を眺めながら過ごす時間は非常に贅沢なものといえるでしょう。

そしてトワイライトエクスプレスで行きたいのが食堂車のダイナープレヤデスです。味のレベルを考えるとカシオペア、北斗星と比較すると劣っている印象があり、もう少しどうにかならないものかとも思いますが、食堂車で風景を楽しみながらから食事をすること自体がいつまでできることなのか疑問符がつく現在、体験しておくべきものだと思うのです。



大阪発の食堂車のダイナープレヤデスでは今では貴重なランチタイムの営業があります。営業時間は13時から16時まで。今回乗車したトワイライトエクスプレスは滋賀県内強風の影響により湖西線経由の運転で、琵琶湖を西に眺めながらの食事となりました。混雑することもなくのんびりした時間を過ごすことができました。札幌発は14時40分から16時までのティータイムのみの営業となります。



オムライスとビーフシチューを注文。ランチタイムでは他にハンバーグステーキ、ビーフカレーなどがあります。



各駅の停車時間は短いため大阪駅では飲み物やお菓子を買い込んでおきました。左はローストビーフ弁当です。また各部屋にルームセット(1,575円)の注文の確認が来たのでひとつ注文してみました。焼肉ののったご飯にポテト、グリーンピース、にんじん、サラダ、ゼリー、汁物、水のセットで暖かいものが付いているのが嬉しかったです。

今回は直前の予約であり、子供連れだったためディナータイムはパスしました。フランス料理のディナーコースは12,000円でダイナープレヤデスでの提供、日本料理のお弁当、日本海会席御膳は6,000円で部屋での提供となります。



パブタイムは21時から23時まで、予約はいりません。ビール、ポテトフライ、から揚げを注文しました。この時間帯も混雑することはなくゆったりした時間を過ごすことができました。



朝食は予約制で朝6時からの回となりました。列車はほぼ1時間遅れていたため食事は大沼、小沼の脇を通り抜ける時間に重なり良かったです。



朝食は少々凝ったもの。子供には受けが悪かったですが美味でした。写真左は食前のドリンクはオレンジを使った手作りの酢と先付けの三種の冷菜。写真右は丹波たまごの半熟3分ボイルと花の塩、生姜とタイム風味のミニお粥とコーヒー。



写真左はミート、サラダ、ホットベジタブル、写真右はフルーツとフロマージュブラン。



北海道旅情報巻頭   9.アラカルトレポート
トワイライトエクスプレス乗車録その2