丹波屋旅館(中頓別町)



中頓別町の小頓別市街にある丹波屋旅館は和洋折衷の魅力的な建物です。写真右側の和館は大正3、4年頃、写真左側の洋館は昭和の初頭に造られたものとのこと。平成元年に旅館としての営業は終わりました。現在道北にはこのような木造の建物は他には残っていないと思われ、非常に貴重な建物ではないかと感じています。平成25年には保存会も発足し、その後洋館の清掃も行われました。

また手前の茶色い木造の建物は小頓別のバス停で天北線時代に使用された小頓別駅の木製の看板も掲げられています。バス停前の空き地がかつては駅前であったことを伝えています。小頓別市街には製材所、郵便局もあり、山間の味わい深い小集落になっています。



国道の東西から見た様子。


訪問日 平成17年5月3日
 平成28年5月1日



北海道旅情報巻頭  8.アラカルトレポート
丹波屋旅館(中頓別町)