長和小中学校(穂別町)







国道274号線を福山大橋にて北に折れ5km程先に行った場所に長和小中学校です。石勝線がさらにそのすぐ北側を通り、高速道路の工事がせわしく行われていて、将来はインターチェンジもできる予定です。しかしながらこの地は今では住む人は本当にわずかなのです。写真の校舎は平成20年2月の状況でかつてはこの3倍の長さがありました。中学校は昭和43年、小学校は昭和51年に閉校となり、その後養羊場として使用されました。その時の名残が校舎の壁面に取り付けられた扇風機で訪問時にはカラカラと音が谷に響いていてとても印象的でした。今では校舎の大半は取り壊され羊の姿もなくなりました。



写真左は平成16年4月の状況で校舎の取り壊し真っ最中のもの。取り壊された部分の煙突が何とかまだ立っていました。写真右は平成20年2月に近くに寄って撮影したもの。いつ取り壊されたり、倒壊したりするかもしれない風前の灯の校舎は多くの人を惹きつけます。



北海道旅情報巻頭  3-3.学校図鑑
長和小中学校(穂別町)