奥行臼交通遺跡三題(標津線奥行臼駅)



標津線は平成元年4月29日に廃止された国鉄(JR)のローカル線です。私自身は昭和60年の初めての北海道旅行で乗車した路線ですが中標津駅にて厚床行きの数少ない列車に乗り遅れるという失態を演じた思い出があります。奥行臼に関してはその時の記憶にはほとんどないのですがその2〜3年の後、奥行臼駅は独特の雰囲気がある駅だと友人に繰り返し言われ記憶に残っていました。現在奥行臼駅は別海町の手により保存され丘陵地帯の合間にその歴史を伝えています。



駅全体の機能がわかる形で線路も残されているのが大変うれしい。当初は側線も保存されていたが舗装された小道となってしまっています。



保線詰所。



駅前にはかつては民家が点在していましたが現在は広大な空き地が広がりかなり寂しい状態です。



北海道旅情報巻頭  9.アラカルトレポート
奥行臼交通遺跡三題(標津線奥行臼駅)