雄冬と岩老



雄冬は公共交通は増毛と雄冬を結ぶ航路しかない陸の孤島でした。昭和56年に海岸線を通る国道が開通するも、直後に雄冬岬トンネルで崩落事故が発生し、改めて開通したのは昭和59年になります。増毛と雄冬を結ぶ航路は昭和8年に花田直太郎が開設、昭和32年雄冬海運株式会社となり、国道が通年開通となる前の平成4年まで運行されました。



雄冬岬展望台は平成11年にできた展望台で、雄冬市街から舗装道路を上ると駐車場があり、ここから鉄骨の階段を上っていくことになります。岩石の中を通る楽しい散策路ですが、夏にはマムシが大量に出てくるので注意が必要です。周回道路となっていましたが展望台から先は通行止めでした。



展望台は塔になっています。



展望台からの眺望は秀逸です。雄冬市街と日本海を一望することができるのです。



雄冬岬と白銀の滝は国道沿いにある休憩スポット。ここにもマムシ注意の看板がありました。



岩老市街には宿泊温泉夕陽荘(手前)と日帰り温泉あったま〜る(奥)があり、日本海の夕陽を眺めながらの温泉も格別です。



北海道旅情報巻頭  3-9.ぐるり海岸線紀行

雄冬と岩老