大夕張からさらに夕張川を数キロ北上し、国道から東に折れた小巻沢林道にこの橋梁はあります。一径間が重溝桁鉄道橋が利用されているのが興味深い。重溝桁鉄道橋とは陸軍が使用した組立式の橋梁の桁であり、大夕張では下夕張森林鉄道の5号橋梁、6号橋梁、パンケホロカユウパロ川沿いの林道で確認されていますが、下夕張森林鉄道の2橋梁はシューパロダムが完成すると湖に沈む運命にあります。
国道のすぐそばにありますが影になっていて知らなければそのまま通り過ぎてしまいそう。川の水量が少ない時期にはもう少し近付くことができるでしょう。
北海道旅情報巻頭 3-1.炭鉱を旅する