夏の服装、冬の服装

夏の北海道は本州に比べるとかなり涼しいです。 冷夏には本当に暑くなるのがほんの数日なんてこともあります。 根室地方などでは夏でも暖房を使用することさえも。 ゆえにセーターとはいかないまでも多少の寒さには耐えられる服装を用意することが必要です。 荷物の量を減らすために雨具と兼用にできるものならなおいいでしょう。

しかしながら逆にかなり暑くなることもあります。 30度を超える日が何日間も続く時もあるのです。 こうなると北海道にいても本州にいても変わらないなと思ってしまいますが湿度が低い分少しは過ごしやすいと思います。 近年地球温暖化の影響か酷暑の年もあるので注意しましょう。

登山をする場合、または登山とは言わないまでも野山を駆け巡る時には長袖、長ズボンを用意しましょう。 転んだ時の思わぬ怪我を防げますし、草木によるかぶれや虫刺されなどにも有効です。

冬は外で遊ぶ場合かなりの装備が必要になります。 スキーウェアレベルの防寒着が必要になります。

靴はスパイクの付いたものやスノトレで行けば凍結路面での転倒がかなり減ります。 普通の運動靴ではどうしても転倒が防げないことがあります。 特に凍結した傾斜地では歩行が不可能になることさえも考えられます。

雪の中で遊ぶ時はどうしても靴への雪の侵入を許してしまいます。 そんな場合、安物でもいいですからスパッツを用意しましょう。 クロカンの時にもたいへん重宝します。

手袋なども含めて防水はしっかりしたものを使用しましょう。 私は防水がしっかりしたものの上にさらに防水スプレーをかけています。 濡れた状態は想像以上に体の体力を消耗します。

列車の中、家の中は逆に暖房設備がしっかりしているので暑いことが多く、 外の装備のままでは汗をかき風邪の原因にもなりかねません。 車内、室内ではすぐ服を脱げるものを用意しましょう。

冬の服装は11月から4月の間は若干の程度の差こそあれ準備しておくのが無難です。


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