北海道大観音



北海道大観音は設計石本建築事務所、建設清水建設によって平成元年竣工しました。構想は昭和50年からあり、昭和53年用地買収、その頃から中に設置される仏像の製作が開始されました。平成25年に宗教法人天徳育成会に所有権が移り、北海道天徳大観音と改称され、現在は一般の人は立ち入ることができません。完成時は宗教法人に属さず、「どなたでもお楽しみいただける観光の聖地」ともうたわれていました。

北海道大観音を有した北の京芦別の起源は昭和45年に開業した芦別レジャーランドです。浴場、プール、日本庭園、十二支園、ホテル五重塔、ホテル三十三間堂等の施設がありました。北海道大観音は他の施設とは若干離れた高台に位置していたため、園内にはモノレールが設置されていました。



正面入口からの北海道大観音。緩やかな傾斜地の最も高い場所に北海道大観音はあり、手前は庭園になっています。



エレベーター前には案内板がありました。



大観音の中にはこんな観音像がたくさん並んでいました。。



階段には寄付した方の名前が記されていました。



北海道大観音の胸のところにある展望台からの眺め。



北海道旅情報巻頭  3-1.炭鉱町を旅する
北海道大観音