羽幌線共成駅・金駒内陸橋の昔と今



羽幌線の小さな駅、共成駅の風景。 初めて羽幌線に乗って旅をした際、旧上羽幌小学校の校舎を移設羽幌町立YHに予約を入れていて、夕刻まで時間があり降り立ってみましたた。 周りには人家もほとんどない森と牧場に囲まれた明るい駅でした。



この駅にいたのは時間にして1時間程度、空を眺めていたらいつのまにか次の列車がやってきてしまいました。


 

訪問した時の記憶を頼りに廃止後に共成駅を訪問したことがあります。駅の脇の陸橋から眺めた駅は雑草に覆われどこにホームがあるのかさえもわかりませんでした。



羽幌線では急行利尻に下り臨時列車が設定されていた頃、昼間にその車両を札幌まで戻す間合いで稚内から幌延まで普通列車、その先は臨時急行(羽幌から定期)天売として羽幌線経由の列車が走っていました。 その列車が金駒内の陸橋を渡る時の風景です。キロ29のお座敷車両くつろぎが連結されていました。



金駒内陸橋は国道の地滑り工事のため、ほとんどの部分が撤去されてしまいました。 わずかに曲線部がその姿をとどめていました。 陸橋の下にいた馬たちもいつのまにかいなくなっていました。



北海道旅情報巻頭  3-5.北の鉄路
羽幌線共成駅・金駒内陸橋の昔と今