瑠辺蘂と西美小(西美の杜美術館)



美瑛は年々急速に観光化が進んでいます。丘の眺望地や名前が付いた木の前には駐車場ができたり少しづつ風景は変化していきます。そんな中でもまだまだ瑠辺蘂は主要な観光ルートからははずれ訪れる人も少ない魅力的な場所といえるでしょう。

都会の風景は時々刻々と変化し、田舎の風景はいつまでも変わらないということを言う人がいますが実際のところ風景は田舎でも大きく変化していきます。丘風景も土地改良、畑の作物、周辺の植生などの要因により様々な姿を見せます。前者の言葉は人が一時的にでも故郷に戻ったとき、その人の心が昔のまま変わっていないことから発せられるものではないでしょうか。



瑠辺蘂の点在する農家の中心部にある西美小学校。平成15年3月美馬牛小学校と統合され休校になりました。



建物は最初に訪れた時は何も使用されていませんでした。



その後西美小は西美の杜美術館として生まれ変わりました。外観は濃い茶色が使われイメージが変わりました。美術館には俳優榎木孝明をメインに大野勝彦、横山大二郎の作品を展示しています。

(入館料:1000円、9時-17時、4月-10月、4月-6月水休、7月-10月無休)



平成23年11月には留辺蘂開基100年を迎えました。ルベシベへき地保育所前には地域の歴史をまとめた案内看板もありその力の入れようには目を見張るものがあります。隣接する上富良野町の里仁では100年記念誌を作成していましたがもしかしたら留辺蘂でもそんなものを作成しているのかもしれません。



昔ながらの留辺蘂神社。



北海道旅情報巻頭  3-14.富良野・美瑛周遊


瑠辺蘂と西美小(西美の杜美術館)