基本的に昨年までのまっぷるの構成を受け継いでいます。 北海道全体を詳細に紹介する形ではなく地域ごとにトピックスを取り上げる形態です。 アウトドア以外にも宿、産直、地図とジャンルごとに４冊の本が出ています。

■いいところ

本を作っている人が本当に紹介したいこだわりの場所が載っているのでとても参考になります。 ここではこんな遊びもできるんだとか新しい発見が必ずあるはずです。 北海道にもう一度は来ていてさらにこだわった遊び方をしたい人にはいいでしょう。 アウトドアと銘うっているだけあってその方面の情報は満載です。

■注目ページ

知床岬に合法的に行ってきた話、摩周を乗馬で楽しむ話などどれもが読んでおもしろいです。 半分くらいはまっぷるの時の話が受け継がれて掲載されています。

■使いにくいところ

一般的な観光地の紹介はあまりされていません。 ゆえに普通のガイドとして持っていくにはちょっと偏りがある一冊です。 企画をする時に買って興味を持ったものを予約するのがいい活用術でしょう。 ただ紙面構成がわかりにくい箇所も結構あるのが難点。