北海道におけるリゾート列車の先駆けともいえる列車がこのアルファコンチネンタルエクスプレスです。アルファコンチネンタルエクスプレスはキハ56の改造によって生まれました。ゴールドを主体とした外観はバブルの時代に生まれた列車らしく魅力的でした。当初はトマムサホロリゾートの客席買い上げ型の形態により運行されましたがその後少しづつ様相は変わっていきました。そしてキハ56による改造列車としての宿命から老朽化がどうしても先に進み廃車となったのです。リゾート列車はアルファコンチネンタルエクスプレスの後、フラノエクスプレス、ニセコエクスプレスなどが生まれ性格を変えながらも多彩な利用が現在もされています。
北海道旅情報巻頭 3-5.北の鉄路・連絡船