宿泊場所を決め宿を予約する

一人で比較的安く旅をする場合利用しやすい宿は旅人宿やYHです。

旅人宿とは道内にたくさん点在する男女別相部屋を基本とした宿のことです。 個人が経営しているので宿ごとの特色がやはり強く、いろんな企画を多彩に行う宿から、 旅人の自主性を尊重する宿などいろいろあります。 これらの宿は元旅人が宿をはじめた場合が多く、 宿主は旅人の気持ちに立ったもてなしをしてくれます。 旅人宿を幾つか訪れると自分の居心地がとてもいい宿が一つは見つかり、またその宿につい行きたくなってしまうものです。

YHもそんな男女別相部屋を基本とした宿で会員ではなくても1000円の上乗せで泊まることができますが会員制になります。 会員になるには各都道府県のYH協会、大学生協などで手続きができ成人パス(19歳以上)は2500円です。 有効期限は1年間で継続する場合は500円割り引かれます。

旅人宿、YHとも男女別相部屋が基本ですが必ずしもそれにこだわらない宿もありますので各宿に泊る場合は問い合わせてみましょう。 また1泊2食付きの料金は4000円から7000円程度になります。

旅人宿は「FREE」や「とほ」という情報誌に宿の紹介が掲載されていてその宿の雰囲気を間接的ながら知り得ることができます。 これらの本は掲載されている宿を中心に販売されています。 また「とほ」は主要な大都市の書店などでも売り出されます。 毎年5月頃の発売です。

都市で泊まる場合やはり便利なのはビジネスホテルです。 「パコ」なんかが最近新しく設備も良く安いと評判です。 道内時刻表の巻末の広告などを参考に電話をしてみましょう。

グループで行く場合はペンション、国民宿舎の利用も視野に入れると選択肢が広がります。 「るるぶ」、「北海道じゃらん」などにたくさん案内が載っています。

ホテルは場所によってかなり相場が違いますが旅行代理店へ行けば何らかの割引プランがあるものです。 そんなプランを利用するのもいいでしょう。 またシーズンオフだとそれこそ5000円以下の運営費だけを賄おうという料金が設定されるのでそんな時に泊りに行くのもいいでしょう。

どの宿もハイシーズンは有名観光地を中心にかなり込み合うことが予想されます。 7月下旬から8月中旬、年末年始などは事前に予約を入れましょう。 またそれ以外のシーズンでも行程が決まった段階で予約を入れるのが確実です。。 当日の予約は断られることもあるのでできる限り避けることをお勧めします。


北海道旅情報巻頭  7.旅の準備室