YASHICA MINISTER D(F2,8)
ミニスター1000がセレン露出計だったものをcds露出計に進化させたモデルである。スタイル的にもやぼったさがなくなり、精悍な顔つきに変わった。cdsの光の検出方法が少々特殊で逆光時に露出補正をかけることが出来る。ミニスター1000よりメッキ、黒塗りの質もよくなり高級感のあるカメラである。内部構造は、少々の変更はあるがあまり変化がない。ミニスターシリーズに言えることで裏ブタの開閉金具が弱いのでよく裏ブタの開かないものが多く見られる。
レンズ: ヤシノン45mm F2、8(3群4枚)
シャッター: コパルSVL、00番、B、1〜1/500、セルフタイマー、LV式
シンクロ: MX接点
ファインダー: 採光式ブライトフレーム、0、65倍、パララックス自動補正
焦点調節: 直進ヘリコイド距離計連動
フィルム送り: レバー巻き上げ、クランク巻き戻し
フィルター:
寸法: 136×82×74mm
重量: 720g
発売: 昭和38(1963)年12月
価格: 16800円
正面から見る。
きりっとした精悍なスタイルである。
上部から見る。
メーターも見やすく改良されている。
ファインダー部を見る。
やや緑味かかったファインダーで距離計は見やすい。
角度を変えて見る。
出来物のようにcds受光部がつく。
レンズ回りを見る。
ヤシカ独特のLV式リングである。
レンズを見る。
ヤシノン45mm F2、8である。