YASHICA MINISTER 700
ミニスターDのレンズをF1、8からF1、7に変更したのが、ミニスター700である。いかにこの頃の日本のカメラは、明るいレンズで競争していたかがわかるカメラである。私に言わせれば0、1の違いなんていうのはわからないと思うのですが?重量以外はまったくミニスターDと同様である。ミニスターD自体結構売れたカメラなのでこのミニスター700もそこそこ売れたのではないかと思う。中古市場では、たまに見るカメラである。
レンズ: ヤシノン45mm F1、7(4群6枚)
シャッター: コパルSVL、00番、B、1〜1/500、セルフタイマー、LV式
シンクロ: MX接点
ファインダー: 採光式ブライトフレーム、0、65倍、パララックス自動補正
焦点調節: 直進ヘリコイド距離計連動
フィルム送り: レバー巻き上げ、クランク巻き戻し
フィルター:
寸法: 136×82×74mm
重量: 730g
発売: 昭和39(1964)年10月
価格: 19800円
正面から見る。
ミニスターDとまったく同じである。
上部から見る。
メーター表示部は個人的には好きである。
ファインダー部を見る。
若干基線長が短いのが気になる。
角度を変えて見る。
取ってつけたようなCds受光帯がある。
レンズ回りを見る。
グレーと黒のバランスがきれいである。
レンズを見る。
ヤシノン45mm F1、7レンズである。