YASHICA MINISTER(F2,8)
当時の最新技術であったLV方式を取り入れたヤシカ初のカメラである。セレン式露出計をもつがシャッターと機械的には、連動はしていない。今現在でも中古市場でもかなりの数が見られ、かなり売れたカメラである。LV式の構造は、かなりこったもので分解してみるとリング部分にたくさんのギアが配置されている。しかし構造は複雑ではなくうまく作ってあると関心するものがある。トップカバーを開けてみると部品1つ1つのつくりはしっかりとしている。ただLV式のヤシカは、今の時代となると少々使い勝手は悪い。
レンズ: ヤシノン45mm F2、8(4群5枚)
シャッター: コパルSVL、00番、B、1〜1/500,セルフタイマー、LV式
シンクロ: MX接点
ファインダー: 採光式ブライトフレーム、0、6倍、パララックス自動補正
焦点調節: 全群ヘリコイド距離計連動
フィルム送り: レバー巻きあげ、クランク巻き戻し
フィルター:
寸法: 136×85×72mm
重量: 760g
発売: 昭和35(1960)年2月
価格: 14500円
正面から見る。
がっちりとしたスタイルをしている。
巻き上げ部から見る。
手動式Fフィルムカウンターと露出メーターがわかる。
露出メーター表示部から見る。
ライカメーターのカラーに似ている?
角度を変えて見る。
部品が頑丈な分、ずっしりと手にくる。
レンズまわりを見る。
ヤシカお得意のLV式リングになっている。
底部から見る。
ミニスターの特徴であるポップアップ式巻き戻しクランクがある。
マイナーチェンジ
書体が少々変化している。 製造ナンバーがNO表記とM表記になっている。