YASHICA 35ME
エレクトロシリーズ発売の中、唯一発売された機械式シャッター装備のカメラである。いかにヤシカがエレクトロシリーズに力を注いでいたかがわかる。MEは輸出先行で発売された。輸出用には、セルフタイマーが付いていなかった為、国内発売においては、セルフタイマーを装備した。非常に軽量でエレクトロシリーズと比べると非常に頼りないように思える。中古市場では、比較的よく見られるカメラである。小型軽量のカメラが欲しい方には、お勧めの1台である。しかしレンズはコストダウンの為、カラーヤシノンが装備されていない。
レンズ: ヤシノン38mm F2、8(3群4枚)
シャッター: メカニカルプログラム式ビハインドシャッター、2枚羽根、1/30(F2、8)〜1/650(F14),
X接点1/25、セルフタイマー
シンクロ: X接点
ファインダー: 採光式ブライトフレーム、0、5倍、パララックス補正マーク
焦点調節: 目測、回転繰り出し、4点ゾーンフォーカス
フィルム送り: レバー巻き上げ、クランク巻き戻し
フィルター:
寸法: 114×72×53mm
重量: 385g
発売: 昭和49(1974)年11月
価格: 19800円
正面から見る。
エレクトロフェイスをしている。
ファインダー部を見る。
採光式ブライトフレームを持つ。
上部から見る。
非常にシンプルである。
角度を変えて見る。
軽量であるが、少々頼りないように思える。
レンズ回りを見る。
4点ゾーンフォーカスも絵文字が見える。
レンズを見る。
ヤシノン38mm F2、8である。