RICOH S2

リコー500のシャッターをセイコーシャMXLからシチズンに替え値段を下げたのがこのカメラである。このカメラがリコーでの35mm初のセルフタイマー内蔵機でもある。前作リコー500と同様に巻き上げノブは存在しないトリガー巻き上げ専用機である。初期の角型のリコーの中で1番多く販売台数の出たカメラでもある。中古市場では時々見ることの出来る機種である。レンズ描写はカリットしていて発色も良い。
レンズ:リコー 45mm F2.8
     3群4枚(富岡光学製)
シャッター:シチズン MXV B・1〜1/400
       セルフタイマー付
ファインダー:アルバタ式ブライトフレーム
焦点調節:直進ヘリコイド、距離計連動
フィルム送り:底部トリガー巻き上げ、ノブ巻き戻し
寸法:140×83×67mm
重量:670g
発売:1958年(昭和32年)月
価格:14500円(ケース付)