はじめての障害(ジャンプ)レース
'02 障害(ジャンプ)レースをふりかえる |
★ここが変わった! 障害(ジャンプ)レース
'02
2002年の中央競馬日程等のあらましは、'01年11月29日に日本中央競馬会(JRA)から発表されました。'02年の障害レースの体系は基本的には01年と同じで、変更点はわずかです。ただし、東京競馬場の改修工事に伴うレース開催場所の変更がありました。主だった変更点は、次のとおりです。 「東京オータムジャンプ」条件変更
オープン特別レースのスタート時刻繰り下げ
中山競馬場「未勝利」レースの距離変更
【番外編】ロシェル・ロケット騎手来日・偉業達成!
【番外編】ウェイン・ヒルズ騎手、奮闘す
|
★ '02JRA賞障害(ジャンプ)部門受賞者
'02年最優秀障害馬 ギルデッドエージ号 |
![]() しかし、ギルデッドエージ号は「中山大障害」競走時、女性騎手(ニュージーランドのロシェル・ロケット騎手)を背にしていて、「日本中央競馬史上初の女性騎手による大レース制覇」というインパクトの強いレースを演出したという功績もあって、記者投票の結果、最優秀障害馬として選出されました。 父はティンバーカントリー号、母はモントタヤーラ号。1997(平成9)年5月6日生まれで、奇(く)しくも'01年の最優秀障害馬だった「ゴーカイ」号と同じ誕生日(4つ違い)です。性別♂。(写真は'02年中山大障害時のもの) |
'02年最優秀障害騎手 熊沢 重文騎手
'02年最優秀障害騎手の栄誉は、熊沢 重文(くまざわ・しげふみ)騎手が手にしました。'02年は障害レースだけで13勝。熊沢騎手は、'99年と'00年に最優秀障害騎手となっていますのでいわば「返り咲き」の形です。'02年の大レースについては、「ホッコーアンバー」号にまたがって「京都ジャンプステークス」競走を制しています。障害レースばかりでなく、平地レースでも大活躍している典型的な「二刀流」騎手です。1968(昭和43)年1月25日生まれ。 |
★'02年障害(ジャンプ)レース記録番外編?
'02年障害レース落馬王 浜野谷 憲尚騎手 かなりの高速で馬を操りながら生け垣などを飛び越える障害レースでは、騎手の落馬はつきもので、「落馬は障害の華」とも言われています。それでは'02年の障害レースにおいて、どの騎手が一番多く落馬したんでしょう? 実は、浜野谷 憲尚(はまのや・のりひさ)騎手が落馬6回でトップでした。 さて、浜野谷騎手の弟(浜野谷 憲吾)は競艇選手でその道では第一人者ですが、一方でボート転覆も多く「転覆王」として知られています。兄のほうは、相対的に馬のレヴェルの低い関東地区に所属していることもあって、なかなか大レースの勝ち星には恵まれませんが、ゆくゆくはJ・G1クラスの大レースを制覇して、弟と同じように「落馬王」の名を名誉の称号にしてほしいところです。
浜野谷憲尚騎手
|