1999年から”ひとり旅ひとり言”とタイトルしてベースソロの活動を開始しました。
ベースのみステージを努めるのは、ものすごい集中力とイマジネィションを
失わないようにするのが大変だけど、私の音楽活動に大きな発見と
可能性を感じさせてもらったような気がします。




ソロ活動の中で、ライブハウスやホール、
ギャラリー以外でも小学校や中学校で講演会や
ソロコンサートも行いました・・・自分の子供の頃の話が、
なぜか圧倒的に受けてました。
(出来の悪い子供時代の事が・・・?)


2001年埼玉県高麗川中学校での講演会とベースソロ

感動したお話し・・
埼玉県高麗川中学校
講演とベースソロに聞き入る生徒・・・私の子供の頃の
話を中心にしました。すご〜く真剣に聞いてくれました。
「100点なんか取らなくたっていい、一生懸命やって
40点や50点でも、それは最高点、そんな生き方を・・・」
この言葉は子供達におおきな感動を与えたようです
ベースソロが終わってしばらくの間、誰もこの場を
離れようとしなかったのですよ・・ここにいれば、まだ
演奏してくれると思ったみたいです。
こんな素晴らしい子供達に私のベースを聞いてもらえる
なんて、自分が幸せだと感じた一日でした。

感動したお話し・・その2 北海道美幌町田中小学校 1999年7月
北海道は美幌の近くにある田中小学校でソロを頼まれました。
会場は体育館・・・この日は(7月23日)この夏一番の暑い日でした。
当然、体育館には冷房設備なんかありません・・・(すご〜かったヨ)
1年〜6年の全生徒参加と言う事でした。
いよいよ時間になり生徒入場、な・・な・・なんと全生徒13名のみ・・・
驚きました・・・それでも13名の生徒の不安気な表情と緊張感一杯に
みなぎった拍手に迎えられ、ソロが始まりました。
約1時間の演奏を汗だくになりながら・・・演奏終了の時、生徒が
全員立ち上がり拍手(スタンディングオーベーションというのですよね)を、
いや〜これまた私の心を締め付けるほど嬉しかったですね・・・!
次の日は美幌でのソロコンサート、何人かの生徒が、また聞きたいと親と一緒に
足を運んでくれました。素晴らしき一日を今日も過ごせることが出来ました。

後記・・2002年に美幌を訪れてときには、残念ながら廃校になってしまいました。





埼玉県小川町立中学校
 2002年10月

ふれあい講演会」と題して埼玉県小川町立中学校
にてインタビュー形式で講演会を行ないました。


このインタビューは先生との対話的に私の中学時代の
話や海外のアーティストとの共演の時のエピソードなど
を話しました。

とくに興味をしめしたのは、音楽の成績が3年間
オール1だった話のような気がします。


堀内先生が私のアルバムをたくさん持っていたので
驚きました・・・お昼休みには校内に私のアルバム
「シンクロニシティ」が流れていました。
(大丈夫かな〜消化不良にならないかな〜!)


真剣に聞き入る生徒の皆さん。
事前に渡された私のプロフィールを見ながら
関心したり、驚いたり・・・と


話を終えてからベースソロで「浜辺の歌」と
スペインはカタロニア地方のフォークソング「鳥の歌」を・・・
曲にまつわるエピソードをまじえながら演奏
ベースソロに見入る生徒達(聴き入る?)
誰か寝てるのはいないか・・・?

1999年・・・108ケ所  2000年・・・39ケ所
2001年・・・27ケ所   2002年・・・8ケ所
振り返ってみると、開始した99年は北海道から九州まで全国縦断の108ケ所を
一人きりでよく回ったと思います。
風邪をひいて、40度の熱がでて意識朦朧とした中で弾いてたときもありました。
(演奏中に汗がドバーっとでたら、熱がさがって楽になりました!)
また7時間運転して着いたらすぐ演奏したときもありました。
(10時間というのもありました!)
このベースソロの活動は勇気と忍耐と希望を教えてくれたような・・?


雨にも負けず・・風邪にも?負けず・・!
ベースの聴きたいという人あらば・・
すぐに飛んで行き・・我・・ベースを奏でる!