エルヴィン・ジョーンズ、この人ほど世界中のドラマーに影響を与えた人はいないだろう。
ジャズの歴史の中で最大の途上にある至上のドラマーである。
1960年から1996年後半までジョン・コルトレーンのグループに参加し数多くの
歴史的名演を残し、まさにジャズジャイアンツの一人である。






1982年〜83年にかけて、エルヴィンのグループ、
エルヴィン・ジョーンズ・ジャズマシーンに参加、ツアーを行う。


北海道から九州まで各地でコンサートを行ったが、
私にとって一緒に演奏出来たこと、またエルヴィン・ジョーンズと
同じ空間を共有出来た事、これらは計り知れない程、私の
音楽活動のエネルギーとなっている。


テナーサックスは、パット・ラバーベラ、ジョン・コルトレーンを
彷彿させる大変素晴らしいプレイヤーである。
いつも物静かな紳士で、とてもやさしい人。


ツアーが始まった数日間、コンサートを終えてホテルに
帰ってから私の練習に、夜中遅くまでいやな顔もみせず
付き合ってくれた事が、未だに思い出される・・・

Thank you for your kindness


エルヴィン・ジョーンズのグループサウンドは、
まさにヘビーサウンド、怒涛のごとく押し寄せて来る
魂の叫びかな・・・


ドドンツク、ドドンツク、ドドド、ドドド・・・もうこれはたまらないよ、
ぜひ、皆様も一度は、エルヴィンの叩き出す魂の叫びを聞いて
見て感じて下さい、音楽観,人生観、変わるかも・・・?