第14回 工房の 三種の神器
冬の合間の良く晴れた日は、絶好の洗濯日和である。
朝からお天気だったりすると、輝豸雄は嬉しくて仕方が無いのだ。
今日は、お隣りに住んでいるお姉〜さんと一緒に洗濯をした。
鼻唄まじりに、楽しそうに、洗濯物を干しているお姉〜さんを観ながら、
輝豸雄は考えた。
1. 「早く洗濯機を買って欲しいなぁ。」
2. 「パンツ見えてるヨ。」
3. 「制服洗っちゃって良いのかなぁ」
果たして、輝豸雄は何をどう考えたのか。 それは、輝豸雄にしか解からなかった。
第15回に続く