M5Stack ATOM用1軸直動ペンプロッタ拡張キット 組立説明ページ
いしかわきょーすけ
Last Updated 2024.06.02
- R/Cサーボ信号取出用基板ハンダ付け
R/Cサーボ信号取出用基板に1x5ピンソケットと1x3ピンヘッダをハンダ付けする。
基板の向きと1x4改造ピンソケットの位置に注意。1x2と1x6のコネクタ穴は使用しない。
- R/Cサーボ初期位置設定
M5Stack ATOM にサンプルプログラムのX軸用プログラム pp_m5a_xaxis.ino を書き込む。
コンパイルには M5Atom と ESP32Servo ライブラリのインストールが必要。
R/Cサーボ信号取出用基板にM5Stack ATOMとR/Cサーボを取り付けてM5Stack ATOMにUSB Type-Cで電源を供給。
R/Cサーボが初期位置にセットされる。R/Cサーボはコネクタの向きに注意。
- 透明アクリル板パーツ 一覧
アクリル板の保護シートをはがしてから組み立てる。
- X軸移動用直動機構アクリル板固定
M3x6mm なべネジ 4個で直動機構をアクリル板に固定する。この直動機構はX軸移動用となる。
直動機構の裏側の固定はM3x6mmのネジを使用する。M3x8mmと間違えないように注意。
アクリル板の穴はタッピング済み。隙間が無いようにネジで固定する。
アクリル板の向きは2枚目3枚目の写真を参考にする。1枚目の写真のアクリル板は上下逆となっている。
- X軸移動用ユニット組立
M2x8mm なべネジ 7個でX軸移動用ユニットを組み立てる。
アクリル板の穴はタッピング済。スリットにネジを押し込むようにして固定する。
- R/Cサーボアクリル板固定
2.で初期位置にセットしたR/Cサーボを、M2x8mm なべネジ2個とM2ナット2個でアクリル板に固定する。
アクリル板の向きとR/Cサーボの向きに注意。
- ペン上下ユニットベースプレート固定
M3x8mm なべネジ4個でX軸移動用直動機構のスライド部にペン上下ユニットのベースプレートを固定する。
直動機構のスライド部への固定はM3x8mmのネジを使用する。M3x6mmと間違えないように注意。
アクリル板の向きに注意。隙間が無いようにネジで固定する。
- ペン上下ユニット組立
M2x8mm なべネジ 6個でペン上下ユニットを組み立てる。
R/Cサーボを固定したアクリル板の上下に取り付けるアクリル板の種類と向きに注意。
ペン上下ユニットベースプレートの裏側からM2x8mmネジ2本で固定する。
R/Cサーボのケーブルは上側プレートのスリットを通す。
M5Stack ATOMを挿したR/Cサーボ信号取出用基板をX軸移動用直動機構に取り付ける。
- ペン上下ユニットガイド用アクリル板固定
M2x8mm なべネジ2個でペン上下ユニットの下側裏にガイド用アクリル板2枚を固定する。
- ペン上下ユニットペン取付
ペン上下ユニットにボールペン替芯を取り付ける。替芯の先端はキャップが付いているので事前に取り外しておく。
あらかじめボールペン替芯を紙の上で動かしてインクが出るようにしておく。
ボールペン替芯にバネを通し、8mmストッパーでバネを縮める。
8mmストッパーは付属の六角レンチでイモネジを回してボールペン替芯に固定する。
初期状態のR/Cサーボにサーボホーンを取り付けて、ペン先がアクリル板から少し出るくらいの位置で8mmストッパーを固定する。
- X軸移動用ユニットガイド用アクリル板固定
M2x8mm なべネジ4個でX軸移動用ユニットの裏側にガイド用アクリル板を固定する。
X軸移動用ユニットの裏側に対してエの字型のアクリル板、細長いアクリル板の順番で固定する。
ガイド用アクリル板の向きに注意。穴位置が前後左右で異なる。
- Y軸移動用直動機構固定
M3x8mm なべネジ4個でX軸移動用ユニットをもう一つの直動機構に固定する。こちらはY軸移動用となる。
直動機構のスライド部への固定はM3x8mmのネジを使用する。M3x6mmと間違えないように注意。
隙間が無いようにネジで固定する。ガイド用アクリル板が干渉する場合は緩めて固定し直す。
- ペンプロッタベースプレート用足固定
M2x6mm なべネジ4個でペンプロッタベースプレートの裏側にアクリル板2枚を固定する。
ネジは表側から。ペンプロッタベースプレートの向きに注意。
- ペンプロッタベースプレート用テーブル固定
M2x6mm なべネジ4個でペンプロッタベースプレートの表側にテーブル用アクリル板を固定する。
ネジは裏側から。
- Y軸移動用直動機構ペンプロッタベースプレート固定
M3x6mm なべネジ4個でペンプロッタベースプレートにY軸移動用直動機構を取り付ける。
ネジは裏側から。これでペンプロッタの形が出来上がる。
- Groveケーブル取付・動作確認
もう1つのM5Stack ATOMにサンプルプログラムのY軸用プログラム pp_m5a_sample_yaxis.ino を書き込む。
Grove ケーブルで2つのM5Stack ATOMを接続する。2つの直動機構のスライドSWはONにしておく。
Y軸用M5Stack ATOMにUSB Type-Cケーブルで電源供給すると、XY軸が初期位置の中央に移動する。
移動が完了するとY軸用M5Stack ATOMのLEDが白色になるので、上面のボタンを押すと図形が描画される。
描画後にもう一尾上面のボタンを押すと、グリッドが描画される。
更新履歴
- 2022/08/12 新規作成。
- 2022/09/05 「ペン上下ユニットペン取付」に、あらかじめインクを出しておく記述を追加。
- 2022/09/06 「R/Cサーボ信号取出用基板ハンダ付け」と「R/Cサーボ初期位置設定」を手順1と2に変更。
- 2024/06/02 手順4「X軸移動用直動機構アクリル板固定」にアクリル板の向きに関する説明を追加。
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