箱はウワサどおり大きい。箱の横や裏にも中身の説明やアオリ文句が入っている。米国製品はこーゆーアオリ文句が嬉しい。持っていてよかった!買ってよかった!と思う瞬間だ。思わずナメ回すように横から裏から読んでしまった。なかなか箱を開けられない。
箱を開けた。パーツは穴のあいた小袋に分けられていた。マイコンユニットRCXや赤外線ユニットIR Towerは裸だよぉ。いいのかこれで?とりあえずセンサを探したけど無い!モータもセンサも裸だ。他のパーツ袋の陰にあった。静電気とか気にするのはオイラがソッチ方向だからか?
パーツは透明トレイの上と下に入っている。コンビニラーメンと同じだ。そのまま部品入れには使いづらそうだが、箱はしっかりしていて捨てるには惜しい。
これがRCXだ。赤外線用の窓がPC系デバイスを見慣れた目には大きく見える。反対側にはACアダプタ用のコネクタがある。別売りのようだがACアダプタが使えるとは知らなかった。
モータやセンサをつなげるコネクタがどうなっているかが購入前には知りたかった。ブロック表面が全部電極になっているのかと思っていた。実際にはブロックをつなげる円柱突起のサイドに電極がある。
これがIR Towerだ。意外と大きい。前面にスイッチが付いている。最初は何か分からなかったが、赤外線の到達範囲を切り替えるためのようだ。
後ろにシリアル用のコネクタが有る。付属ケーブルを挿すがかなり固い。ピンが押し込まれた人もいるようだ。手持ちのシリアル延長ケーブルを挟むと認識されなかった。不便だ。
これが問題の006P 9V電池ボックスだ。RCXが単3電池を要求するのは知っていたが、まさか006P電池をIR Towerが要求するとは。単3電池とかは家庭に常備されている可能性が高いが、まさか006P電池は常備されてないだろう。これは知らないと到着してもすぐには使えないぜ。案の定電池が無くてしばらく遊べなかった人もいるようだ。
しかし9Vもどうすんだ?そんなに赤外線到達距離は長いのか?電源スイッチも無いんだぜ!
左から、光センサ、タッチセンサ、モータ。
モータは手で回してみたが、結構重い。底は平らかと思っていたが、一部モータの丸い部分が突出している。タッチセンサはマイクロスイッチ特有のカチカチ音がすると思っていたが、スカスカだった。ちょっとがっかり。
光センサだけ何故かケーブルが直付けだった。
センサ部を見てみる。左側の赤い方がLEDで右側の透明な方がフォトトランジスタ系と思われる。
センサをRCXにつなげると、結構明るく光る。センサの光が当たった所が赤く光る。まあ、こんなもんでしょう。黒いブロックを接近させてもセンサがONにならない。
とりあえずソフトをインストールしてみる。必要なHDの容量はRecommendedで50MB、Fullだと170MBだ。ムービーが多い為かもしれないが、予想外の容量だ。
それにしてもTourのムービーはカッコイイ。NASAフィルムとLEGOの映像が交互に映るのだがLEGOも動くと宇宙船に負けてない。動画キャプチャ環境が欲しくなった。
まずはTutorialに従ってみる。何か新しい発見や勘所をつかめるかもしれない。実際にはTutorialを終了させないと自分のプログラムが作れない。これは何とかならないもんかと思った。
CGアニメによる説明はわかりやすい。音声による説明もわかりやすいが、アニメだけでも分かるように出来ている。
実際にTutorialの通りに作成してみる。RCXにはあらかじめプログラムが仕込まれており、これらを呼び出してRCXのテストを行う。ユーザのTutorialとRCXやソフトのテストの両方が同時に出来るのはとてもヨイ。
しかし後半はスキップできない不満のためイライラしてきた。最後の方はマウスクリック連打で飛ばした。