牧野さんによる MIDI ファイル演奏デモ。MIDI ファイルを NQC のソースに変換して RCX に転送する事で MIDI ファイルの音楽を RCX で再生する事が出来ます。現在は NOTE ON/OFF のみ対応ですが、今後はイロイロ対応されるようです。結構忠実に RCX が再生するんでビックリしました。
持田さんによる RCX Command Center のデモ。Win 上での nqc を使った開発を支援するツールです。私は単なる統合環境だと思っていたのですが、写真に写っているリアルタイムに RCX で演奏可能な鍵盤ソフトや、テスト時に役に立つモータ ON/OFF リモコンソフト等も入っているのですね。知りませんでした勉強になりました。
同じく持田さんによる legOS のデモ。RCX のファームウェアを使わずに GCC で直接プログラムを書いて RCX を制御出来るというものです。写真はプログラム転送中の様子。ファームウェアの上に上書きされます。IR Tower から出力される赤外線が写っていますね。
ファームウェアを書き換えるので、RCX は何でもアリになります。プログラム転送後の RCX 液晶画面も「LEGOS」と表示されています。Run ボタンの動作もプログラムで記述しないと何もしなくなってしまうそうです。
お気軽コンテスト第1段「タイムトライアル」クラス2第1位の梅さんのロボットを持田さんが作成したもので実際に動作をさせてみました。うまく1周しませんでしたが、その尋常でないセンサ部のスキャン動作の速さは参加者の度肝を抜きました!持田さん曰く「こんなのを相手にしていたのか〜」
続いて持田さん所有の CyberMaster のデモ。単なる無線版モータ付き RCX と思っていたらサニアラズ!RIS とは発想の違うモノだという事を初めて知りました。リアル世界と PC 世界の融合したアドベンチャーゲームといった所でしょうか?それとも LEGO 作成電脳オリエンテーリングと言った方がいいでしょうか?目からうろこが落ちました。
添付ソフトも実行してもらいました。オープニングムービーが超カッコイイ!もうこれだけでメロメロです3万円消えちゃいそうですコワイです。RIS のソフトが呈示する課題、全然やってないですが、CyberMaster ではこの付属ソフトが非常に重要なのですね。
ひぐちさんの RoboCup 用サッカーロボです。光センサを使ってボールを探し、RCX の赤外線メッセージ機能を使ってゴールに向かってシュートをするとのこと。斜めに配置された RCX がいいですねえ。これが複数同じフィールドで動いているのを見てみたいです。
福西さんの CCD カメラとトランスミッタ搭載 RCX のデモ。五十川さんの RCX リモコンで動かすと、移動先の映像をトランスミッタが電波で送信しながら進みます。ビデオトランスミッタは秋葉原の千石で5千円程度とのこと。小さいのに安いですねぇ。CyberMaster と組み合わせれば隣の部屋の偵察に使えそうです。
同じく福西さんの携帯着メロ変換 RCX 演奏デモ。Web ページ等でも多数公開されている着メロデータを nqc のソースに変換する Perl スクリプトです。Perl ということで敷居が高いのでは?ということを気にされていました。写真の中にも写っている牧瀬さんの宇多田ヒカル演奏ロボといい、音楽演奏関係のデモが多かったですねぇ。あ、牧瀬さんの定番「ドラえもん」も披露されました。
鮎麻呂さんも遅れて到着しました。今回も有名な鮎麻呂 RCX も持ってきてくれました。初めて見る参加者には大爆笑!の逸品でした。
いしかわは遅れて来たのでコンテスト作品のデモは見る事が出来なかったのですが、第1部終了間際にみむさんの「ダンドリ号&ゴウカイ号」を動かしてもらいました。ダンドリ号のはしごはやはりインパクトありますねえ。
第2部は月島もんじゃ屋さんに会場を移して次回コンテストに関する話をしました(笑)。もんじゃ美味しかったです。まだ明るいうちから飲む生ビールもサイコオでした。コンテスト第3位・アイディア賞受賞の五十川さんが乾杯の音頭をとりました。写真では顔が隠れていますが....
今回の参加者は総勢13人です。写真左から林さん、宮本さん、吉田さん、五十川さん、持田さん、ひぐちさん、牧野さんです。
同じく写真左から牧瀬さん、吉野さん、福西さんです。みむさん、鮎麻呂さん、写っていませんでした。ごめんなさい。
今回のオフ会でも色々な方と話をする事が出来て非常に刺激になりました。また単なる飲み会ではなくデモを見る事が出来たのもヨカッタです。この機会を作って下さった持田さん、ありがとうございました。