300円でお掃除♪

■ペンネーム「あぷりこ」さんからの投稿です。
 この投稿は、当サイトの「実録!勧誘電話 電気の力でワックスがけ!」に対しての情報となっております。未読の方は、そちらから先にお読みください。

 先日「〇〇会社」からの¥300お掃除の案内が来て、テレアポの方(おばちゃん)に負け翌日お掃除の人が来る事に・・・。
 TELとホームページの有無は聞いていて、HP有ということでしたのでHPを覗いてみると同時に関連を検索していたら、ここの「実録!」と出会いました。
 
 読んで「掃除機の販売かよ!」と判明したのでその〇〇に速攻お断りのTELをしたのですが・・・。そうしたら男の人が出ました。男曰く・・・。
 
「商品買わなくても、知って頂くだけでいいのです!」
「スマトラ沖地震の津波でウチの社員も1000人亡くなっているので今回の¥300は盲導犬ではなく、そちらの方に寄付しています。」
「そんな、押し売りみたいな事をしていたらスウェーデンで100年、日本で30年もやっていませんからどうぞご安心下さい」
 
 この電話で、掃除屋ではなく掃除機などを売っている会社というのと、商品説明は無くはないが買わなくても全然構わない事をあっさり受け入れてくれました。
 そこまで言ってくれたものだから(お互い腹を割った感じの気分)本当に\300でお掃除してもらおうという気になれました。
 
 そして翌日お掃除担当の方が来ました。担当は私が女の人を限定つけました。とても気さくで話しやすそうでした。そのせいか1歳半の娘も笑顔で迎えて・・・。(犬もじゃれて・・・)
 
 そうして昨日お断りのTELをしたことを普通の会話のように伝えました。
 担当の女の人はその話題にすごくかぶりついてきました(笑)
 
「誰が出ました?(TELに)」
「あ、お名前聞き忘れたけど男の人でしたよー、夕方に電話したんです」
「夕方? じゃ社長かな! 断って社長なんて言ってました!?」
「掃除機を買わなくても全然構わない、ていうことと只見てウチの商品を知って頂くだけでいい、というのを言ってましたよ。」
「そうですよー、買わなくてホントTVで見る通販のように見ていただければいいんですよ!」
 
 と言い、どっさり書類を並べてきました。(つうか、掃除してくれ)
 書類はホコリ原因のアレルギー記事(新聞切り抜き)が大半。
 そして販売しようとしている掃除機が載った雑誌。(メンズMONO)この雑誌には「あこがれのいつか欲しい家電」の一つにこの掃除機があった。
 
 その説明が終わっていざ掃除開始。
 この掃除機がいかに良いかを謳いながらの実演でした。
 
 しかしテレアポの時に私は「1週間掃除していなくて、子供のおもちゃだらけで足の踏み場も無い」という事を伝えて、テレアポおばさんはそういうのも綺麗に片付けると言うから承諾したのに、リビングにあったおもちゃなど邪魔な物は全て隣の部屋に移動(無作為に)するだけで、ちょっと言ってる事が違った。
 しかし、絨毯は綺麗になったしかなり念入りに床はやってもらった。
 ワックスは無し。(入ってホコリが気になると言われそれが重点的になったから。・・・かな?)\300でこれはラッキー♪になった。
 
 買わないのを前提にした(社長も承諾?)販売だったからか、掃除が終わってからのちょっとした説明でも「やっぱり買わないよね?」「買っちゃおうか!?」とかそんな弱気の押しでした。
 この販売員によると歌手のユーミン宅でも使ってるらしい。この話題も商品を魅力的に見せようしてるだけあってどういういきさつでユーミン宅にあるのか聞き入ってしまった。義母さんが婿入り道具に持たせたらしい(爆)
 
 とにかく、ここのHPに出会えたからこその「こっちが利用してやる!」戦略でみごと300円で綺麗に掃除していただけて嬉しかったです。
 ありがとうございました♪

■お役に立ててなによりです(^^)。
 
 〇〇社について検索すると、同社はいろんな慈善団体に定期的に寄付をされているようです。
 掃除機を買ってもらえなかった〇〇さんには残念ですが、格安でキレイに掃除をしてもらえたあぷりこさんや、300円が寄付されるであろう被災者の方々にとっては、幸いでしたね。
 
 しかーし。終わりよければ・・・と言いたいところですが、やっぱり「目的を隠してのアポ」はいけません。せっかく良心的な営業を心がけていらっしゃるのだから、ここは堂々と
「わが社が販売しているスウェーデン製の素晴らしい掃除機を皆様に知ってもらいたくって、デモンストレーションを行っております」
「実演の後、少しお時間をいただいて商品説明と販売を行わせていただきます」
 と、これぐらいはお願いいたしますよ。
 
 だって、プロのお掃除屋さんだと信じて来訪を承諾して、商品説明が長々と始まったら、やっぱり「騙された」って思ってしまいますもん。そうなると、全てが胡散臭く思えてしまい、せっかくの良い掃除機だって信用できなくなるし・・・。
 商品説明が目的だとわかっていたら、あぷりこさんのように「キレイにしてもらってラッキー」って、素直に思えますからね。それで、その掃除機が気に入ったら、購入することもできるわけだから、言うことなしですよ。
 
■全然違う会社ですが、昔、主婦一年生だったときに、掃除機のセールスを受けたことがあるんです。「無料でお掃除いたします」って。
 電話じゃなくって訪問販売だったんですけれど、なんだか社宅で一律に行うサービスみたいな口ぶりだったので、「お願いします」って言ってしまったんですよね・・・。
 まさか販売だなんて夢にも思っていなかった私は、タダで部屋がきれいになるなんて嬉しいな〜、なんて思っていたんですが、そやつは六畳の狭い部屋の真ン中だけをぐるーっと一周掃除機でなでるだけで、すぐに掃除をやめてしまいました。
 それから二時間。二時間掃除機のセールスです・・・要らないって言っても全然ダメ。あれはキツイ経験でした・・・。
 
 特商法も改正されたことですし、「ハウスクリーニングと称して掃除機の販売を行う」業者の皆様、どうか法律に則った企業活動をお願いしますね♪

(2005.2.18)